伝統と利便性が共存する草加市の賃貸住宅
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/07/26
■利便性が魅力のベッドタウン
草加市は埼玉県南東部にある市です。人口は約25万人で、越谷市に次いで県内6位になります。2004年からは特例市。元は宿場町・草加宿で、高度経済成長期に松原団地が造成され、その後東武伊勢崎線と日比谷線の相互直通運転開始によって急激に都市化が進みました。2003年からは半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転も始まり、利便性がさらに向上。国道4号、東京外環自動車道、国道298号により自動車での移動も便利になっています。中心部は住宅地となっており、都心まで15kmの立地なので、東京に通勤・通学する「埼玉都民」が多いのが特徴です。
面積は27.46㎢、2016年の高齢化率は23.38%。生産年齢人口率(15~64歳)は63.59%となっています。
■江戸時代から受け継がれた松並木
草加市には江戸時代から美しい松並木があり、旧日光街道は国指定名勝として草加松原遊歩道が整備されています。草加煎餅も有名で、製造所や販売所は60軒以上。また、草加駅の駅前ビルは埼玉県東部でも有数の大型商業施設となっており、多くの人がショッピングに訪れます。
草加市には公園も多く、そうか公園には大きな池がある他、人口の小川やドッグランなどもあります。
■子育て支援、就業支援も
草加市では、児童手当、児童扶養手当、未熟児養育医療、私立幼稚園就園奨励費補助金、ひとり親家庭等医療費支給制度などの手当・補助が受けられます。また、ひとり親家庭の就業を支援する給付金(自立支援教育訓練給付金・高等職業訓練促進給付金)も支給されます。
■待機児童数は減少中
2016年度における草加市の待機児童数は77人で、埼玉県ワーストランキングでは4位でした。しかし、2017年には川口市、草加市で30人以上待機児童が減っているとのこと。待機児童対策は進んでいるようです。なお、草加市には私立幼稚園15園と認定こども園2園があります。
■住宅地では様々な物件が混在
草加市では、草加駅から徒歩10分~15分圏内にある氷川町、瀬崎に物件が多くなっています。氷川町では築年数が10年~30年、1R~1Kの物件が多く、家賃は4万円~6万円台という価格帯。瀬崎では築年数10年~20年の物件が主流で、間取りは2LDK~3LDKが多くなっています。松原、松江、中根エリアでは1Rから3LDKまでの物件が混在しており、最寄り駅から徒歩で5分~20分圏内に立地しています。築20年以上であれば4万円未満~8万円台、築10年前後であれば2DK~3LDK、6万円~9万円台のものが多数見られます。
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