多彩な顔を持つ政治の中心地・千代田区の賃貸情報
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/06/15
■永田町を擁する文教地区
千代田区は東京都の特別区の一つです。区域は江戸城の外堀の内側部分と重なっており、その名前は江戸城の別名である「千代田城」にちなんでいます。位置としては東京23区のほぼ中央であり、区の中央には皇居があります。区全体の約15%は皇居の緑地です。徳川幕府の時代から日本の政治の中心地となっており、国会議事堂などの中央権力機関が密集しています。
神田地区は私立大学が多数立地しており、神保町は書店街が有名。出版社も多数あります。秋葉原は電気街が全国的に有名になり、丸の内・大手町・日比谷は全国紙や大手商社などの本社機能が集中。農協や経団連などの本部も集結しています。
面積は11.66㎢、人口は約6万人。2016年1月1日現在の高齢化率は18.29%、生産年齢人口率(15~64歳)は69.34%となっています。
■地域によって様々な表情を見せる街
千代田区は行政施設が集まっているエリアですが、東京駅、有楽町駅などにはデパートや複合商業施設が集中しています。グルメやショッピングも楽しめます。秋葉原、学生街などもあるので、買い物には困らないでしょう。
千代田区には公園・児童遊園・緑道が多数あり、例えば日比谷公園は野外音楽堂や公会堂もあるビジネス街の緑のオアシスとして有名です。
■独自の次世代育成手当を実施
千代田区では児童手当、外国人学校児童・生徒保護者補助金、高校生等医療費助成制度、こども医療費助成制度、ひとり親家庭等の医療費助成など、多彩な手当・助成が受けられます。区独自の制度として次世代育成手当があり、高校生相当の児童を養育している人に手当を支給しています。
■待機児童数はゼロ
千代田区の2016年度の待機児童数は0人で、東京都ワーストランキングでは50位となっています。なお、千代田区には区立幼稚園・こども園が8園、私立幼稚園が4園あります。
■多彩な賃貸物件が見つかる
千代田区では単身者・少人数向けの賃貸マンションが多く、家賃は12万円前後が相場。比較的新しい築10年未満の1K、1DK、1LDKが見つかりやすくなっています。最寄り駅までは徒歩5分圏内。東京駅は新幹線や高速バスも発着しており、日本各地に出向くのに欠かせないターミナル駅です。エリアによって様々な物件が揃っており、学生街であるお茶の水駅周辺にはワンルームが7万円~9万円台、麹町駅周辺では1LDK、2LDKが20万円~50万円となっています。
この記事を書いた人
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