アクセス良好ながら水と自然に恵まれた狛江市の賃貸住宅

■古墳群もあるコンパクトシティ

 

狛江市は、東京都の多摩地域東部に位置する市です。概ね平地となっており、市域は「枝豆」のような形をしています。東部は世田谷区、北部・西部は調布市、南部は神奈川県川崎市と隣接しており、都心部などへのアクセスも良好です。このため、都心部や他のエリアへ仕事に出る人が多くなっています。

 

工場やオフィスは少なめで、ベッドタウンの側面も持っていると言えるでしょう。毎年11月の「狛江市民まつり」には約7万人が集まります。なお、狛江市は「狛江古墳群」「標式遺跡」「和泉遺跡」などが発掘された土地でもあります。

 

面積は6.39㎢、人口は約8万人で、日本で2番目に小さな市となっています。人口密度は過密であり、コンパクトシティ化が求められています。2016年の高齢化率は23.98％、生産年齢人口率（15～64歳）は64.50％で、「狛江市高齢者保険福祉計画・第6期介護保険事業計画」が策定されています。

■多くの緑地・公園が楽しめる

 

狛江市は渋谷まで約30分で出られるなどアクセスが良いので、ショッピングやアミューズメントに困ることはないでしょう。市の南には多摩川があり、グラウンドやランニングコースは多くの人で賑わっています。公園も多くあり、野川緑地公園では様々な遊具、植木、野鳥の生態などが楽しめる他、トリムコースが2カ所あります。岩戸川緑地公園は岩戸川跡を利用した長さ1.8kmの公園で、水遊びのできる「岩戸川せせらぎ」がある他、たくさんの樹木が花を咲かせます。

■子育て支援、手当等

 

狛江市には子育て支援課があり、児童手当・特別給付、義務教育就学児医療費助成、乳幼児医療費助成、私立幼稚園等園児保護者補助金や、小児慢性特定疾病医療費助成などが受けられます。児童センターや児童館、学童保育所などの子育て支援事業も行っています。

 

■人口の割りに待機児童数が多い？

 

狛江市の2016年度の待機児童数は142人。東京都ワーストランキングでは25位となっていますが、人口から考えると少ないとは言えないでしょう。2015年～2016年には「待機児対策検討報告書」が市長に報告され、「こまえ子育て応援プラン」に反映されています。なお、狛江市には私立幼稚園が3園あります。

■特定駅に物件が集中

 

狛江市では狛江駅周辺や和泉多摩川駅周辺に賃貸マンションや賃貸アパートが集中しています。最寄り駅から徒歩1分圏内であれば、10万円台の賃貸マンションで1K、1LDKのものが見つかります。徒歩15分圏内であれば、2万円～3万円台のワンルーム賃貸アパートが築30年前後で見つかるでしょう。

 

2K、2DKであれば、築30年前後のアパートやマンションが6万円台から徒歩10分圏内に点在しています。基本的には単身者向け物件が多いですが、ファミリー向け物件も様々な条件から探し出すことができます。