都心へのアクセス良好、水が豊かなベッドタウン・東久留米市の賃貸住宅

■大規模団地が多いベッドタウン

 

東久留米市は東京の多摩地域東部に位置する市です。武蔵野台地の中央にあり、市の中心部を黒目川と落合川が流れています。湧水が豊富な土地で、一部は水道水の原水となっており、「落合川と南沢湧水群」は都内で唯一「平成の名水百選」に選ばれています。都心から電車で30分ほどのベッドタウンとして知られており、東久留米・ひばりヶ丘・八幡・滝山・久留米西団地など、大規模団地が多い土地でもあります。

 

面積は12.88㎢、人口は約12万人。2016年の高齢化率は26.81％、生産年齢人口率（15～64歳）は60.74％で、東久留米市では急速な少子高齢化に的確に対応するため「東久留米市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しています。

■広大な都立公園も開発中

 

東久留米市には西武池袋線、有楽町線、副都心線が通っており、有楽町や渋谷へのアクセスが良好です。西武新宿線方面やJR中央線方面へのバス網も整備されています。駅前にはスーパーや市役所、薬局などが揃っているので日常の用事には困りません。

 

市内には公園も多く、市のほぼ中心にある六仙公園はまだ開発中ですが、5万㎡の広さを誇る都立公園となっています。向山緑地公園は住宅街の中にありながら雑木林の趣きを残しています。

■ひとり親家庭住宅手当も利用可能

 

東久留米市では児童手当（国）、児童育成手当（都）、児童扶養手当（国）などが受けられます。市の制度としてはひとり親家庭住宅手当（月3500円）があります。子育て支援事業として学童保育所や児童館、子ども家庭支援センターなども利用できます。

 

■ワーストランキングは34位

 

東久留米市の待機児童数は2016年度で76人、東京都ワーストランキングでは34位となっています。東久留米市では待機児童解消策を打ち出していますが、なかなか待機児童ゼロとは行かないようです。なお、東久留米市には私立幼稚園が8園あり、保護者には補助金の交付があります。

■単身者向けアパート・マンションが主流

 

本町と前沢では築10年～20年、5万円～6万円の物件が多く、形態としては単身者向けのワンルームから1LDKのアパートが主流です。東本町では単身者向けのマンションが多く、築20年前後の物件で6万円台が相場ですが、築年数の浅い物件も見つかります。ファミリー向けマンション（2DK～4LDK）は前沢、南沢などでは8万円台、駅から20分圏内、築25年前後のものが多くなっています。戸建ては小山に多く見られ、8万円～9万円で築20年の2LDKなども見つかります。