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武蔵野台地上に開かれたベッドタウン・小平市の賃貸物件

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■名前通り平坦な土地が多いベッドタウン

 

小平市は東京都多摩地域の北部にある市です。東は西東京市、北は東久留米市・東村山市・東大和市、南は立川市・国分寺市・小金井市と隣接しており、「小平」の地名のとおり、起伏が少ない地形となっています。

 

戦後には都営住宅の建設が進み、ベッドタウンとして人口が急激に増加しました。スプロール現象(人口が無秩序に拡大していく現象)も見られましたが、後に土地区画整理が行われています。

 

JR武蔵野線、西武鉄道国分寺線、多摩湖線、西武鉄道新宿線、拝島線が通っており、青梅街道、五日市街道、小金井街道、府中街道なども交通を支えています。

 

面積は20.51%、人口は19万人。高齢化率は22.57%で、生産年齢人口率(15~64歳)は64.41%となっており(2016年)、小平市では「高齢者保険福祉計画」「介護保険事業計画」を実施しています。

■交通網も充実、公園は281箇所

 

小平市は都心へ30分程度でアクセスできるため、特に学生や単身者に好評です。青梅街道や小金井街道などがあり、バスを使えばJR中央線や西武池袋線などにもアクセスできるので、郊外へ出る起点としても人気があります。各駅前には商店街やスーパーなどがあり、買い物に便利です。

 

小平市には市立の公園が281箇所にあり、なかでも中央公園はジャブジャブ池をはじめ、散策コースや噴水池、ブランコ、砂場、壁泉や広場などがあり、四季の移り変わりを楽しむことができます。また、散歩コースとしては広大な小平霊園も人気です。

■子育て支援課が子育てをサポート

 

小平市には子育て支援課があり、学童クラブの管理・運営、子育て相談、児童館事業、児童育成に関する手当の支給、乳幼児の医療費助成、ひとり親家庭の支援などを行っています。助成・補助金としては他にも障害のある子供に対する手当・医療費助成や小平市心身障害児福祉手当などがあります。

 

■2017年度は大幅に認可保育所が増える予定

 

2016年度における小平市の待機児童数は167人となっており、ワーストランキングでは東京都で20位。ランキングとしては悪くありませんが、そもそも子供が少ない地域なので、隠れ激戦区とも言われています。ただし、2017年度は認可保育所が大幅に増える予定でもあり、期待されるところです。なお、小平市には私立幼稚園が15園あります。

■単身者向け物件が豊富

 

小平市では、小平駅、恋ヶ窪駅、花小金井駅などの近辺に賃貸物件が多くなっています。ワンルーム、1K、1DKといった単身者向けの物件が多く、マンション、アパートが主流。駅から徒歩15分圏内、築年数10年~20年の物件が多くなっています。価格帯は5万円台~8万円台。

 

駅周辺に大学もあるので、学生向けの物件も多数あります。西武新宿線の支線である西武国分寺線沿線では、4万円台の物件も見つかります。各駅からはバスも出ているので、交通の便も良いでしょう。

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この記事を書いた人

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