自然と住宅街が共存する商業都市・町田市の賃貸相場

■多彩な楽しみ方ができる街

町田市は東京都のベッドタウンとして発達した商業都市で、多摩地域の南部に位置します。面積は71.80㎢と広く、人口は約43万人。東京の市町村では八王子市に次いで2番目に人口が多い市です。町田駅を中心とした原町田地区は繁華街となっており、神奈川県北部も含む奥多摩地域の商業の中心地となっていますが、その一方で四季折々の花と公園、古街道や神社仏閣、多摩丘陵の自然などが楽しめる、多彩な街でもあります。

町田市の高齢化率は25.40％、生産年齢人口率（15～64歳）は61.37％（2016年）。高齢化率は低くありませんが、町田市には大学等も多く、若者がたくさん集まる活力あふれる街と言われています。

■最先端の文化から江戸時代の暮らしまで体験できる

原町田地区は百貨店や専門店等が多く立ち並ぶ一大商業地域で、買い物に不便することはありません。学生も多いため、近年では渋谷・原宿・秋葉原の文化が感じられる「西の渋谷」「西の秋葉原」の顔も持っています。

玉川学園前駅周辺は玉川学園を中心に発達した学園都市でもあります。南町田駅前にはアウトレットモールのグランベリーモールがあり、多摩境駅近辺にも多数のロードサイド店舗が出店しています。

町田市には公園も豊富で、町田リス園ではリスやモルモット、ウサギと触れ合うことができます。薬師池公園は「新東京百景」「日本の歴史公園100選」に選ばれた町田市を代表する公園で、梅、椿、桜、花しょうぶなど、年間を通して花が楽しめるだけでなく、江戸時代の古民家が移築されているので、当時の暮らしを垣間見ることもできます。

■在宅子育てにもうれしい子育て支援制度

町田市では児童手当や乳幼児医療費助成制度、義務教育就学児医療費助成制度、幼児教育手当、児童扶養手当・育成手当、ひとり親家庭等医療費助成制度など、子育て支援制度が充実しています。扶養家族を抱える独り身の女性を補助する「女性福祉資金」もあります。在宅で子育てする場合は「マイ保育園」に登録すれば様々な支援を受けることができます。

■待機児童数は改善傾向

町田市では2016年に待機児童数は184人でしたが（速報値）、定員が242人増えたことにより、3歳児から5歳児の待機児童数をほぼ解消することに成功しています。ただし、0～2歳児の待機児童は解消されていないので、入園を希望する場合は油断しないほうが良いでしょう。なお、町田市には37の私立幼稚園・認定こども園があります。

■徒歩15分以内、駅周辺に賃貸物件が集中

原町田地区では、賃貸マンションであれば町田駅まで徒歩15分圏内で1K等の物件が見つかります。大体築25年以下で、家賃が5.5万円～8万円前後のものが主流です。玉川学園地区では、家賃3万円～5万円の賃貸アパートが見つかります。

間取りは1K前後、玉川学園前駅までは徒歩15分以内、築15～30年ほどの物件が多いです。この他、小山町地区でも賃貸アパートが見つけやすくなっています。賃貸戸建も、玉川学園地区では2LDK前後で11万円～12.5万円前後、玉川学園前駅まで徒歩15分圏内のものが多く見つかります。他にも町田駅北側の森野地区に賃貸戸建が多く存在します。

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