オリンピックでも注目が集まる、新築が多い江東区の賃貸物件
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/02/16
■オリンピック競技エリアとして人気再燃中
江東区は東京都の特別区の一つで、都内でも東部に位置します。南端は東京湾に面しており、面積は40.16㎢。人口は約50万人を数えます。内陸部には古くから住宅地・工業地として発展してきた歴史がありますが、錦糸町駅南側は歓楽街として有名です。
現在は2020年東京オリンピックの競技エリアとなったこともあり、公共交通機関の整備などが活発になっています。高齢化率は21.33%、生産年齢人口率(15~64歳)は65.88%(2016年)。近年人口が増加したこともあり、比較的若い世代が多い地域となっています。
■新しい大型ショッピング施設も魅力
江東区には有明テニスの森や東京ビックサイトなどがあり、スポーツが盛んです。また、公園も区立公園、都立公園、児童遊園、国営公園があり、特に区立公園は166園あります。ごみ埋立地だった海の森公園では植樹が進み、東京オリンピックではボート競技や馬術競技などの会場になる予定です。夢の島公園は面積43ヘクタールの総合公園で、熱帯植物館や各種スポーツ施設、バーベキュー広場などが開設されています。
江東区には様々なショッピング施設があり、臨海エリアにはエンターテインメントも楽しめる大型施設もあります。例えばダイバーシティ東京はアミューズメント施設が有名ですが、最先端のアパレルブランドが集結しており、グルメなども楽しめる施設となっています。
■独自の支援制度まである子育て支援
江東区の豊洲地区や夢の島地区にはキッザニアなどの子供向け施設が充実しています。また、江東区では子育て支援制度が充実しており、児童手当、児童扶養手当、特別児童扶養手当、心身障害者福祉手当、障害児福祉手当、重度心身障害者手当などがあります。
医療費に関しても、子ども医療費助成制度などが行われています。江東区には独自の支援制度もあり、例えば「母子及び父子福祉資金」ではひとり親家庭に必要になる資金を多角的に補助しています。
■待機児童数ではワーストランキング9位
近年の江東区ではマンション建設が相次いだため人口が増加しましたが、保育園は不足することになりました。江東区の待機児童数はワーストランキング9位となっており(277人、2016年)、これから入園を考える方は油断しないほうが良いでしょう。なお、江東区には区立幼稚園が20園、私立幼稚園等が13園あります。
■新しい物件が見つかりやすい地域
江東区には集合住宅が多く、賃貸物件も多数見られます。特に豊洲エリアや台場エリアには集合住宅が多く、賃貸物件としては大型マンションが目立ちます。新しいマンションでは住環境や設備が充実しています。
見つけやすいのは1Kや1DKなどの単身者向け物件ですが、1LDK~2LDKといった少人数・ファミリー向けの間取りも多く見られます。元々は工業地で、住宅街としては比較的新しいので、築10年以内の物件がたくさんあります。最寄り駅まで徒歩15分以内の物件も多く、家賃は8万円~10万円の価格帯が中心となっています。
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この記事を書いた人
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