緑が多く、子育て支援に優れた江戸川区の賃貸住宅
ウチコミ!タイムズ編集部
2017/02/07
■若い世代が多い地区
江戸川区は東京23区の特別区の一つで、23区内では最も東に位置する自治体です。面積は49.90㎢で、23区内では4番目の広さ。人口は約69万人で、東京都で4番目となっています。
高齢化率は20.61%、生産年齢人口率(15~64歳)は65.86%、年少人口率(15歳未満)は13.53%(2016年)。23区内で最も区民の平均年齢が若く、合計特殊出生率は最も高くなっていることから、若い世代が育っている区だと言えるでしょう。
■最大規模の公園もあるベッドタウン
江戸川区は都心へのアクセスが良く、緑も多いことから、東京都のベッドタウンとして発達してきました。公園面積は23区内でもNo.1で、総合レクリエーション公園は遊具が豊富な「子供の広場」、バラが楽しめる「フラワーガーデン」、ポニー乗馬も体験できる「なぎさ公園」などが連なる総合公園になっています。
最大規模の公園である葛西臨海公園は、葛西臨海水族園をはじめ、鳥類園ゾーンや芝生広場ゾーン、汐風の広場ゾーンのほか大観覧車もあることから、行楽地として人気です。公園以外に自然動物園などもあり、親水公園・親水緑道も豊富となっています。
商業施設としては葛西リバーサイドモールは店舗面積が28.68㎡あり、出店当時は都内最大級のショッピングセンターでした。
■子育て支援制度は都内トップクラス
江戸川区は子育て支援制度が都内トップクラスと言われ、児童手当、子ども医療費助成制度などの他、江戸川区独自の制度として「乳児養育手当」があり、1歳未満の乳児がいる家庭は毎月手当が受けられます(所得制限あり)。
また、江戸川区では「保育ママ制度」があり、保育士、保健師、看護師などの資格を持つ人や育児経験のある人のうち、区が認定した人に子どもを有料で預けることもできます。
■保育所に入るには油断は禁物
江戸川区は待機児童数ではワーストランキング2位となっています(397人、2016年)。江戸川区には約69万人が住んでいますので、ある意味この結果は順当ですが、これから入園を考えている方は情報収集を怠らない方が良いでしょう。なお、江戸川区には37の私立幼稚園、3つの区立幼稚園があり、それぞれに手当制度があります。
■アクセス抜群の駅まで徒歩15分以内の物件が豊富
JR総武線沿線の平井駅や小岩駅周辺は、江戸川区内でも賃貸物件が多い地域となっています。JR総武線では秋葉原、御茶ノ水から新宿まで乗り換えが必要ないので、アクセスは抜群です。1Rや1Kの部屋であれば6万円前後から見つけることも可能で、価格帯としては家賃6万円~10万円の賃貸マンションが多くなっています。
2LDKのファミリー向けマンションも比較的見つけやすいようです。最寄り駅までは徒歩15分以内、築15年以上の物件が目立ちますが、築1年以内の新しい物件も見つかります。
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この記事を書いた人
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