賃貸物件が探しやすい板橋区、外食も楽しめる
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/12/11
■住宅地・商業地が広がるエリア
板橋区は東京23区の北西部に位置し、ほぼ全域が市街地です。住宅地・商業地のほか、北部には工場が多数あります。面積は32.22㎢あり、23区中9番目の広さ。約57万人が在住しており、男女比はほぼ1:1となっています。
高齢者(65歳以上)の割合は21.2%で、平成24年1月の時点では23区内で7番目に高齢化率が高くなっていました。その一方で就業者数6位、出生率10位となっており、働く世代が家庭を持つことが多いようです。
■買い物も外食も楽しめる
板橋区北西部では製造業が発達しており、ものづくりの街として栄えてきた歴史があります。小売業も盛んで、大型のショッピングモールや商店街などがたくさんあるので、買い物好きには嬉しいですね。飲食店も3000件を超えているので、充実した外食が楽しめるでしょう。
石神井川の桜並木や常楽院など名所・史跡も多いので、休日には足を伸ばす楽しみがあります。板橋七福神めぐり、板橋区民まつりなどのイベントも豊富です。
板橋区には赤塚公園、平和公園などがありますが、赤塚植物園、こども動物園、鉄道資料館がある城北交通公園など、特色ある施設も揃っています。
■ひとり親家庭への目配りも
板橋区の子育て支援制度としては、児童手当や医療費助成、障害手当などがあります。高校進学のための資金給付や、ひとり親家庭への軽減負担なども実施しています。また、子供の遊び場としてCAP’S児童館、森のサロン(東京家政大学と板橋区がコラボした施設)が開設されており、親子の交流や相談にも対応しています。
■保育園は待機児童が多い激戦区
板橋区には保育園が98園ありますが、認可保育園については激戦区。2016年4月に板橋区は東京23区で3番目に待機児童が多かったので、出産予定の方は認可外保育施設なども視野に入れて早めに準備した方が良さそうです。
幼稚園は私立が33箇所、区立が2箇所あり、区立幼稚園では、平成27年から実施された新制度により各世帯の特別区民税の金額に応じた6段階の保育料となっています。私立幼稚園では新制度に移行しない幼稚園もあり、各種補助金制度が用意されています。
なお、小学校は53校、中学校は29校あるので、お子さんの通学先に困ることはないでしょう。
■新築物件から格安物件まで見つかる!
板橋区には都営住宅や集合住宅が多く、なかでも高島平団地は都内最大級の団地として有名です。
2016年11月9日の統計では、持ち家が44.9%、賃貸が55.1%を占めており、賃貸物件は区内全域に広がっています。特に板橋、赤塚、成増、高島平、徳丸、小茂根などは賃貸物件の多い土地です。
マンションやアパートは家賃6万円~8万円が相場で、1Kや1LDKといった単身・少人数向けタイプが多いのが特徴となっています。ほとんどの物件が最寄り駅の徒歩圏内にあるので、交通で困ることはないでしょう。築浅の物件も多数あります。また、築40年前後の物件を探せば、格安で住むことも可能です。
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この記事を書いた人
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