アパマンの住まい探し「IT接客」とは?
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/07/20
遠方の物件を“世界”まで探せるサイト
アパマンショップは1999年に設立された会社で、正式名称は株式会社アパマンショップホールディングス。賃貸斡旋業務・FC業務、情報インフラ業務から、投資不動産業務、賃貸管理業務やサブリース業務などを手掛けています。
店舗も全国に展開しているので、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。賃貸住宅仲介業店舗数はNo.1だそうで、扱っている物件の総数は全国で178万件を超えています。
アパマンショップのホームページを見ると、まずは日本の全国地図から各地にリンクが貼られたシンプルな作り。外見に他の賃貸サイトと違うところはあまりありませんが、その内容には特色があります。
まず、ネット全盛の時代には珍しく、「お問い合わせは電話が便利!!」として各店舗にユーザーがすぐ電話できるように誘導しています。また、その近くには「かんたんリクエスト」というコーナーへのリンクがあり、クリックすると「おまかせ物件リクエスト」というページへ。
現地へ足を運ぶのが難しい遠隔地への引っ越しや多忙な人をサポートするために、最短2ステップで部屋が探せるようになっています。来店も不要なので、どうしても内見に行けない人にとっては有用なサービスだと言えるでしょう。
さらにアパマンショップでは「IT接客」という新しいサービスを始めています。これは専用アプリ「ITショップ」をダウンロードすることでパソコン、iPad、iPhone、Android端末のいずれかによってテレビ電話で店舗スタッフと話ができるようにするものです。
ここでも遠方への引っ越しで店舗に行けない人や多忙な人をサポートできる体制が取られていることがわかります。
おすすめ特集ページには、保証人不要物件やペット可物件、楽器相談可物件などが並んでいるので、特殊な探し方をする人でも素早く必要な情報にアクセスできそうです。
「賃貸お役立ち情報」コーナーでは、地域統計データやお部屋探しマニュアル、家賃相場などを紹介。店舗数が多いだけあって、データ類が充実しているようです。
驚かされるのは、「世界のお部屋探し」というコーナーで海外移住のサポートをしていること。中国、台湾、カンボジア、マレーシア、タイの賃貸を日本に居ながらにして探すことができるのです。グローバル化が言われるようになって久しいですが、地球が狭くなったことが実感されますね。
この記事を書いた人
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