リクルートの住まい探しの歴史
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/07/15
■情報サービスの老舗「リクルート」
リクルートは1960年に創業された広告代理店「大学新聞広告社」が原点で、2012年からは株式会社リクルートホールディングスに商号を変更しています。様々な分野で情報サービスを提供しており、「フリーター」「就職氷河期」「ガテン系」などの流行語はリクルートが発行する雑誌が発信源です。
現在では転職情報、住宅情報、アルバイト情報などを多数のWebサイトで取り扱っており、Wikipediaで公開されている一覧表を見ると「あのWebサイトもリクルートだったの!?」と驚くかもしれません。
雑誌も多数発行しており、住まい関係では注文住宅・リフォーム情報誌『月刊ハウジング』と東京都心部のマンション情報誌『都心に住む by SUUMO』などがあります。しかし、一般の方が現在最も触れることが多い情報サービスはWebサイト『SUUMO』でしょう。
『SUUMO』は可愛らしいキャラクターが登場するCMでお馴染みですが、現在はPCだけでなく、スマートフォンサイト、スマートフォンアプリでも展開しています。特にPCサイトは住まいを借りたい・買いたい・建てたい・リフォームしたい・売りたいという、住まいの幅広いニーズに応えた総合的なサイトになっています。
様々な切り口から物件や会社情報・事例が探せる他、各種段取りなどの具体的なノウハウや事例、マーケットトレンドの記事など、役立つ情報も取り揃えています。
「新築一戸建て」のページを開くと、「エリアから探す」「沿線・駅から探す」「地図から探す」「価格×広さの相場から探す」などと書かれたボタンが並んでいます。キーワードから探すこともできるので、物件名がわかっていればすぐに情報にアクセスすることも可能です。
リクルートが情報誌を得意としているからでしょうか、「編集部オススメ」というコーナーもあり、「アフターサービスが充実の新築一戸建て・土地特集」が取り上げられていました。アフターサービスとは、住宅購入後に室内の壁や床にカビが生えたり、キッチンや浴室などに水漏れが発生した場合などに補修に駆け付けてくれるサービスのこと。利用者の満足度が大変高いので特集に取り上げられたようです。
なお、神奈川県川崎地区には全16区画の『SUUMO展示場』が設置されています。これらは大手ハウスメーカーを中心とした住宅展示場で、リフォームや家づくりなどの各種セミナーや楽しいイベントなどを開催し、住まい探しをサポートしているそうです。
この記事を書いた人
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