準備が大事! 家族の引越しを安くスムーズに行うコツ
ウチコミ!タイムズ編集部
2016/04/20
引越しをするためにはやることがたくさんありますよね?ましてやそれが家族を持つ家庭の引越しとなれば、なおさらだと思います。そこで今回は具体的に家族での引越しや安くスムーズに行うためのコツやテクニックを順番に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは引越しのスケジュールを立てよう
やることがたくさんあるからといって、思いついたことからやみくもに準備を進めても、家族の引越しは上手くはいきません。そこでまず引越しのスケジュールを立てるようにしましょう。引越し業者の中には、ウェブサイトに「引越しチェックリスト」というページを用意しているところもあるので、印刷して使ってみるのも良いでしょう。
時期別のスケジュールの立て方
引越しは順序を踏まえて行っていくことでスムーズに進めていくことができます。時期別のやっておくべきことを簡単に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
○引越し1カ月前までにやっておくこと
引越し業者の選定
引越し日の決定
繁忙期や土日祝は引越し業者の料金が高くなるので、避けることをオススメします。
不動産会社に賃貸の退去連絡をする
退去連絡には期限(多くの場合は退去日の1カ月前まで)が設けられており、期限を過ぎてから連絡をすると余分な家賃を払わなければならなくなってしまうため、注意が必要です。そのため退去することを決めたら、すぐに不動産会社との間で交わした賃貸借契約書を見て、退去連絡の期限を確認しておくようにしましょう。
インターネットの移転手続き
新居で利用するインターネットプロバイダーに連絡します。工事日の予約が必要となるため、早めに連絡をしておきましょう。
子どもの幼稚園、学校に連絡
お子さんがいる方は、転出先と転入先の両方に早めに連絡をしましょう。
いらないものを片付ける
引越しを決めたら少しずつ荷物の片付けを始めていきましょう。粗大ゴミを出す場合は、自治体の粗大ゴミセンターへの予約が必要になります。
○引越し2週間前までにやっておくこと
ガス、水道、電気などの停止連絡と開始手続き
それぞれインターネットや電話から手続きができます。中でもガスは開栓時に立会いが必要になるため、早めに日程の予約をしておきましょう。
転出届の手続き
お住まいの自治体の役所に転出届を出しましょう。引越しに必要な手続きは、自治体のホームページで事前に確認しておくと、スムーズに行うことができます。
金融機関の手続き
銀行やクレジットカード会社、保険会社に住所変更を届け出ましょう。手続き方法は会社や持っているカードの種類などによって変わってきます。
○前日までにやっておくこと
冷蔵庫のコンセントを抜いて水抜きをする
引越し当日に使うものをまとめておく
ほかのすべての荷物は前日までに段ボールに詰めてしまいましょう。
食事の買い出し
引越し当日は食事を作る余裕はないかと思いますので、買っておくと便利です。
引越し先の家具の配置を決めておく
家族で話し合って新居での家具の配置を事前に決めておきましょう。引越し当日に配置を引越し業者に伝えておくと、スムーズに進めることができます。
○引越し当日にやること
掃除
忘れ物チェック
電気のブレーカーを落とす
ガス使用停止の立会い
ご近所への挨拶
○引越し後にやること
転入届の提出
子どもの学校の転校の手続き
運転免許証の住所変更
引越し代を安く抑えるコツ
引越し代を安く抑えるためには、なるべく早く見積もりを取ることが大事です。最近ではインターネットで必要項目を入力するだけで15社くらいの見積もりを一度に取れる便利なサイトもあるので、ぜひ利用してみましょう。
そして安い料金を提示してくれた数社を選んで訪問見積もりをお願いすることになるわけですが、そのときに「本日中なら○円値引きします」と言われても、その場で即決するのはもったいないです。数社訪問見積もりを取ったら、後日希望する引越し業者に連絡をし「○社では○円でしたので、どちらにしようか悩んでいるのですが」と他社の見積もり料金を伝えると、値引きしてくれることが多いからです。手間の掛かる方法ではありますが、時間に余裕があればぜひ試してみてください。
また引越し当日に荷造りができていないと、追加料金が発生してしまうこともあります。そのため家族みんなで引越し当日までに荷造りをしておきましょう。
この記事を書いた人
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