「聞きコミ!大家さん」——築60年の平屋住宅が生まれ変わった! 天然素材を使ったこだわりのリノベーション
「聞きコミ!大家さん」
2022/04/13
今回の「聞きコミ!大家さん」は、埼玉県熊谷市にある『flathouseKUMAGAYABASE』。大工の祖父から受け継いだセンスで、古きよき物件に天然素材を使い現代風にリノベーションした物件をご紹介します。Ⅿオーナーが全てご自身でデザイン・施工したというこちらの物件。築60年の物件がどのように変わったのでしょうか。こだわりのポイントを伺いました。(取材/渡口 あかり・文/嶋田 尚子)
3年をかけて造り上げた1LDK
焼き杉板の黒くすすけた味のある外観に趣を感じるこちらの物件は、天然素材で再生されています。焼き杉板に塗料に柿渋と鉄をいれるなど、趣がでるように工夫をしたとのこと。
flathouseKUMAGAYABASEの外観
Mオーナーの祖父は大工をされており、道具などがあったことからこの物件は全てMオーナー自身でデザイン・施工されたそうです。本業のお仕事をやりつつの施工だったため、3年をかけて造り上げました。
焼き杉板の外観をみながら玄関を開けて入ると、そこは4畳もある広い土間。こちらのスペースはベビーカーや自転車置き場にしたり、屋内でのDIY作業の場所にするのもいいですね。
4帖のスペースがある広い玄関
そして、壁には大容量の棚が! 靴もインテリアのように飾れて、靴箱より通気性があります。
土間の壁一面に取り付けられた棚
そして家の中に入ると、築60年とは思えないほどきれいにリノベーションされています。
10帖あるきれいなLDK
内装の仕上げには天然素材を多く使い、居室は無垢のフローリング、壁は漆喰、天井は漆喰もしくは杉板で仕上げられています。
キッチンはシンプルなものを選ばれたそうです。床や壁にタイルが貼られています。シンクや作業台の下には、棚が付いていません。必要であれば、ご自身で好みの棚を入れることができますし、分別のゴミ箱を並べてもいいですね。
正面に窓があるので、風を感じながら、景色を見ながら気持ちよく料理ができそうです。
シンプルなキッチン
開放感のある高い天井も、杉の無垢板を使われています。床は檜の無垢フローリングになっているので、床に寝そべって天井を眺めていたくなりますね。
LDKの天井は杉の無垢板
LDKの隣のこちらのお部屋は、寝室になりそうですね。クローゼットも付いているので収納も安心です。扉がガラスになっているので開放的ですね。
7帖の寝室
トイレの壁は、消臭効果のある漆喰で仕上げているのも嬉しいポイントではないでしょうか。洗面スペースも2畳あるので広々しています。
トイレと洗面台
「一人暮らしでももちろんいいですが、ご夫婦で小さなお子様が一人なら住んでいただけると思います」(Mオーナー)
取材を受けるMオーナー(右)
外には小型車なら2台停められる駐車場もあります。
JR高崎線「熊谷駅」から徒歩20分ほどで、近くには大型スーパーやコンビニもあるので買い物便利で、快適に暮らすことができそうです。
また、この物件は店舗・事務所にしてもOKとのこと。素材にこだわったオシャレな空間で、気持ちよく働けそうですね!
気になった方はぜひお問い合わせください。
【仲介手数料無料のflathouseKUMAGAYABASE のお問い合わせはこちら】
https://uchicomi.com/chintai/kanto/saitama/11202/b15249/r39364/
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この記事を書いた人
「聞きコミ!大家さん」 担当編集
「聞きコミ!大家さん」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!をどのように活用しているのか、建物へのこだわり、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。