ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

温水洗浄便座は後付けができる!温水洗浄便座のメリットとデメリット

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

こんにちは。ながれだあかねです。「温水洗浄便座」と聞くとなんのことかわからない人もいるかもしれません。これは、いわゆる「ウォッシュレット」、や「シャワートイレ」のことです。「ウォッシュレット」は TOTO、シャワートイレはLIXILの商標なのですが、「温水洗浄便座」よりも「ウォッシュレット」や「シャワートイレ」の方が、馴染んで使われていますよね〜。今回は、そんな「温水洗浄便座」についてご紹介します。

 

目次▼

❶温水洗浄便座の歴史

❷温水洗浄便座の意外なメリットとデメリット 正しい使い方

❸自分でウォッシュレットを取り付ける方法

 

 

 

❶温水洗浄便座の歴史は?

 

温水洗浄便座とは、温水によっておしりなどを洗浄する機能をもつ便座のこと!洋風便器に設置できるよ!

 

 

温水洗浄便座の歴史は?

洋風便器が普及しはじめたのが、1959年〜。日本住宅公団が洋風便器を採用して普及させた!1964年から、日本初の温水洗浄便座が発売開始。伊奈製陶(現在の株式会社LIXIL)が、温水洗浄機能付き便器(スイス製クロス・オ・マット)を輸入販売開始した。また東洋陶器(現在のTOTO株式会社)が、温水洗浄便座(米国製ウォッシュエアシート)を輸入販売開始した。1967年からは、温水洗浄便座の国産化が始まる。2002年の内閣府調べでは、温水洗浄便座の普及率が50パーセントを超える。2002年には、トイレを使用中、自動で音楽を再生する機能を搭載した温水洗浄便座が発売される。2017年の内閣府調べでは、温水洗浄便座の普及率が80%にもなった。

引用:一般社団法人 日本レストルーム工業会「トイレナビ」より

 

❷温水洗浄便座の意外なメリットとデメリット

 

トイレに温水洗浄便座がないと無理〜!こんな優れた機能にデメリットなんてないでしょ!?

 

 

温水洗浄便座のメリットは?

 

・トイレットペーパーでふく回数を減らせる!

お湯でお尻の汚れを洗い流してくれるので、トイレットペーパーで何度もふく手間が省ける。トイレットペーパーで肌をごしごし傷つける心配がない。

 

・感染病の予防につながる

ノロウイルスは便のなかにふくまれて、空気中を浮遊する。できるだけ便に手を触れないことが予防につながる。温水洗浄便座であれば、さきに便を綺麗に洗浄できるので、ペーパーで拭った際に手が汚れなくてすむ。

 

・トイレットペーパーが詰まりづらい

トイレットペーパーの使用数を減らすことができるので、トイレが詰まりづらくなる。

 

 

 

 

 

温水洗浄便座のデメリットは?

 

・自分の便が確認できない!

温水洗浄便座を使うと、トイレットペーパーに便がほとんど付着しない!自分の便を見ないまま水に流してしまうことも多い。これは要注意!血便など便に異常があったときに気がつかないことも。

 

・強い水圧は危険!

お尻の皮膚を痛めてしまったり、痔を悪化させる危険性がある。さらに水が周囲に飛び散ってしまうので衛生的にもよくない。

 

・洗いすぎてしまう!

洗いすぎはかえって逆効果。肛門の奥まで洗いすぎると腸粘膜を保護している粘液まで洗い流してしまい、細菌を防げなくなってしまう。また女性の場合、腟内を洗いすぎると返って雑菌が繁殖してしまう場合も。

 

 

ウォッシュレットの正しい使い方は?

水圧は弱めで十分!

洗う時間は短く優しく!

先に洗い流してから、最後にトイレットペーパーで優しくふく!

 

 

❸自分で温水洗浄便座を取り付ける方法

 

自分の家に温水洗浄便座がない場合、トイレの種類によっては後付けできるものもある!自分の家のトイレが後付け可能なタイプなのか便座を購入する前に確認しよう!またトイレ内にコンセントがあるかどうかも後付けできる条件になる。

 

コンセントがないからといって、延長コードを使用しての設置はダメ!感電の恐れがあるので絶対にやめよう!

 

〜温水洗浄便座を取り付ける基本手順〜

※商品やトイレによって異なることがあるので、必ず説明書を読もう

1.トイレの止水栓を締める(止水栓を閉めた状態で水を流し、残っているタンクの水を空にする)

2.既存の給水管を外す

3.分岐金具を取り付ける

4.フレキシブル管を取り付ける(簡単に曲げられる)

5.既存の便座を外す

6.ベースプレートを取り付ける

7.温水洗浄便座をつける

8.給水ホースを取り付ける

9.アース線を接続する

10.水栓を開けて動作確認する

 

✳︎賃貸物件に住んでいる場合、「温水洗浄便座を取り付けてもよいか」ということを必ず大家さんに確認しましょう!

 

 

「温水洗浄便座」がない賃貸物件の場合、お部屋を借りる前に大家さんに相談することで、自費ではなく大家さんが設備として物件に取り付けてくれる場合もありますよ。言うのはタダです!「言ってみるもんだね〜。」となるようにまずはウチコミ!で相談してみませんか?

 

ウチコミ!では、ウォッシュレット付きトイレがある物件、たくさんあります。ウチコミ!のサイトから「温水洗浄便座・ウォッシュレット」で検索してみてくださいね。しかもウチコミ!なら仲介手数料無料でお部屋探しができます!

 

ウチコミ!の「温水洗浄便座・ウォッシュレット」付きの物件を見る!

 

(絵・文/ながれだあかね)

 

ウチコミ!は、全物件仲介手数料無料のお部屋探しサイトです。しかも大家さんに直接相談ができます。「ウチコミ!」のお部屋探しはコチラから!

 

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

ページのトップへ

ウチコミ!