賃貸の騒音トラブルを未然に防げ!おすすめ防音対策とは
ウチコミ!タイムズ編集部
2018/10/18
あなたは普段から生活音を意識して暮らしていますか?私もついつい大きな音でラジオやテレビをつけてしまうことがありますが、うっかりして出していた音が近所に住む方のストレスになってしまっていることもあるかもしれません!そして近隣トラブルに発展してしまうこともあるのです。今回は賃貸の騒音トラブルを防ぐための防音対策をご紹介します。
みなさんは、隣近所から聞こえてくる音の中で、どんな音が気になりますか?
2015年に行われた「SUUMO 近隣トラブルに関する調査」の結果を例にすると…
1位:子どもを叱りつける親の声
2位:子どもの騒がしい声
3位:子どもの泣き声
4位:ペットの鳴き声
5位:子どもの足音
みなさん、心当たりのある音はありましたか?
1位〜5位は、子ども関連の音が多くランクイン。たしかに子どもの声は響きます。さらにお家で走り回ってしまいがちです。大きな音を出す子どもを叱るため、親が大きな声で叱る。それをうるさいと思われているというのは皮肉なことです…。近所の方も「小さな子どもがいるから仕方ないな」と思ってはいても、気になってしまうのかもしれません。ちなみに5位以降からは、目覚まし時計の音や掃除機の音なども入っていました。
音は壁を振動させて、隣の部屋に伝わります。そこで壁に直接響く音を軽減させましょう。
・音漏れが心配な壁には背の高いタンスや本棚を置く
音は壁を振動させて隣の部屋に伝わります。そこで壁に直接響く音をガードするため背の高い家具を置くと効果的です。
・家具やテレビを置くときは壁にぴったりと付けない
壁と家具をぴったりとつけるのではなく、少し間を開けて設置しましょう。空気層ができることで防音効果が高まります。
※ただ大きい家具を置くときは、つっぱり棒を天井と家具の間に取り付けるなど倒れてこないように地震対策もしましょう
・テレビやラジオなどの音の出るものは、隣人がいる側に置かない
音が出る家電は、隣の部屋に距離が近ければ近いほどうるさく感じるもの。隣人が住んでいない側に音が出るものを配置するといいです。難しい場合は、壁から少し距離をあけて設置するなどの工夫をしましょう。
・防音カーテン
防音カーテンは、外部からの騒音の侵入や音漏れを防いでくれます。ちなみに私の実家も、防音カーテンを設置しています。カーテンを閉めているかいないでは、外からの音の聞こえ具合が全く違います!ちなみに防音カーテンは重ければ重いほど遮断効果が高いので、購入する前に重さを確認しましょう。遮音だけではなく断熱や遮光の効果もあるそうです。
・防音透明シート
防音カーテンは閉めて使いますよね。中には「防音効果はあっても、光が入ってこないのがいやだな〜。」という方もいらっしゃるかも。そんな方におすすめなのは防音透明シート。厚み2mmの窓用の防音シートです。特殊構造で貼り付けた後も収縮がほとんどないそう。透明なので光も遮ることもない!カーテンを開けていても安心して楽器の練習ができますね。AMAZONでも購入できます。(AMAZON:TRUSCO 窓用防音透明シート)
・階下の防音対策に 防音マットを敷こう!
子どもがいる家庭で気になるのが、子どものパタパタ走る足音。カーペットを敷くだけでも効果は変わりますが、さらに騒音の心配をなくしたい方におすすめなのが「防音マット」です!
防音専門のお店、ピアリビングさんからでている「静床ライト」という防音カーペットが良さそう。口コミの評価も高いようです!パネル状になっていて組み合わせて使えるので面積も自由自在。色もバリエーション豊富なので色を組み合わせてお部屋の雰囲気に合うようにコーディネートしてもかわいいですね。
(絵・文/ながれだあかね)
この記事を書いた人
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