マンション・アパート賃貸トラブルの解決方法
ウチコミ!タイムズ編集部
2015/02/10
【トラブルが発生してしまった場合】
こうなってしまっては、放置するわけにもいきません。そんな場合、下記を参考にしてみてはいかがでしょうか?
1 問題解決に費用が掛けられないケース。
独立行政法人・国民生活センターに相談してみましょう。電話番号をしらべても、ネットなどで調べても結構です。基本的に「費用負担の少ない」相談口である事は間違いありません。相談の推移や内容によっては「ADR(裁判外紛争解決手続き)」へつなげてもらえる事もありますので、是非利用して見て下さい。
出来ましたら、相談内容が明確に分かる資料などを準備して、問題発生から時間経過の少ないうちに行ってください。
※ADRについても、過去のブログで紹介していますのでそちらをご覧ください。
2 司法書士に少額訴訟や仲裁等を依頼する方法。
こちらも、弁護士さんに比べて安価な費用で仲裁等の手伝いを依頼できる方法です。お知り合いの方等に「司法書士」さんを紹介いただいて、まずは相談してみましょう。費用や出来る事、他の方法等々・・・、専門家に相談するのは、解決の早道になります。但し、タダというわけにはいきませんので、ご理解の上「綿密な打ち合わせ」をして進めて下さい。
3 訴訟にするしか解決法が見いだせないケース。
これは、いきなり弁護士さんの所に「自分の判断だけ」で駆け込むのでは無く、できましたら1か2を前段で行い専門家の判定や判断に基づいて「訴訟」に向かうのが最良と思います。このあたりの話になりますと、負担しなければいけない費用が大きくなりますので、用心しましょう。更に、公的機関よりの専門家の方やお知り合いの専門家の方が安心感も得られますね。
■トラブル解決はお早めに・・・
賃貸住宅のトラブルデータからお話ししてきましたが、トラブル件数は「氷山の一角」とも言えます。
表面に現れない「泣き寝入り」をしている方、夜逃げ同然に逃げられてしまったケースなど沢山あるでしょう。
いずれの場合にしても「話がのびのびになって、こう着状態」から解決不能に陥った話なども良く耳にします。トラブル事は放っておいても、解決する事はあり得ません。
時間の浪費や、状態の悪化を招く前に適切に対処する事が望まれます。日常の忙しさや、煩雑な作業に悩んでいる方は「是非」上記の方法をお試し下さい。もちろん、当事者間の話し合いが最良ですが・・・。
不動産経営に関してはもはや不動産会社さんにおまかせということでは成り立たなくなりつつあります。
大家さんも自分で動いて集客をしてくることが大事です。しかし、これまでのシステムでは自分でできることは限られていました。そんな中出来上がったのが大家さんが自分で物件を紹介できるサイト、ウチコミ!です。
所有されている物件の募集をかけることが可能です。大家さんであれば是非一度見てください。
この記事を書いた人
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