「不動産を今購入するのはどうなのだろうか?」という話 その1
ウチコミ!タイムズ編集部
2013/09/22
巷では、消費税増税の話が真実味を帯びてきているさ中土地の値段の値下がりも減少に転じ、値上がりなどの話も囁かれています。経済などの状況も、東京オリンピックの招致が決定されてある程度の景気回復の材料になり、市場の期待感もあちこちで聞こえてきます。
そんな中で、不動産の市場でも不動産新規購入の動きが活発になって来ています。実際、皆さんも不動産広告やテレビコマーシャルが増えている感じを受けているのではないでしょうか?ただ、現状ではまだまだ先行きの不安は否めません。こんな状況ではありますが、こんな時だからこそ有利な事もあるんです。それが、下記に記載した内容です。
①不動産の価格が今は安い!
~ここまでの不景気の影響で、つい最近まで土地は値下がりを続けていました。不動産は相場の取引ですから、需要が少ない時は値段は上がりません。正に今がこれです。反対に、需要が大幅に増えてくれば当然ですが、競争が発生し値段は上がります。その上、競争も起きていない時は、値段交渉などもし易いというメリットもあります。「不動産購入は景気が悪い時が有利なのは本当です。」
②住宅ローンなどの金利が安い!
~当然ですが、不景気の影響で現在の金利は、ほぼ底の状態です。都市銀行などで優遇金利を使える方なら、変動金利で1%を切るほどです。もちろん固定金利も今なら2%ぐらいから選ぶ事もできます。(固定年数に幅があります。)
2~3000万円ほど借りる方の金利が1%違えば…。月々の支払額で約1万円も違う上、支払総額は400万円以上も違ってくるのですから「やはり、今は有利ですね。」
③税制優遇の有利さ
~こちらも不景気の時は特別感があります。景気が悪い時は当然、取引が少なくなります。不動産や建築の取り引きなどが少なくなると、景気にも悪影響を及ぼします。その悪影響を最小に留める為に、税金の優遇措置などで後押しを国は政策として施行しますが、景気が良くなれば、つまり取引量が増えてくればこの様な優遇措置は必要なくなりますから縮小します。
国の予算を使うのですから、当たり前ではありますね。やはり「税制優遇も不景気なればこそです。」
④家に関する設備など
~家電製品、家具、カーテン、引越し費用などもろもろあります。全ては、来年4月の消費税増税のタイミングで値上がりする予定です。当然、必要な物ですから損ですよね。まして、商品もサービスも3/31~4/1の1日で違うものになるはずも無く、同じものなわけです。
沢山の物が必要なわけですから、ちりも積もれば~です。と、ここまでの話の感じではスグにでもとなりますが、不安もあるわけです。はたして、景気は本当に上昇していくのか?
皆さんもそこが一番気になっている部分でしょう。しかし、その事は非常に難しい部分です。著名な経済学者であっても予測しきれません。ある意味の過渡期ですから尚難しいでしょう。そこで、上記の様なメリットを最大限に生かし、リスクを軽減する方法を考えて行けば良いと思います。
次回は、その方法をご紹介しようと思います。
今では自分で物件を売りに出せるウチコミ!売買REVOというサイトなどもあります。
有効に使って不動産物件の売却、購入をしてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
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