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「内見に来れば決まる物件」に必要なのは「内見したくなる」物件写真だった

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写真:O.Yオーナー

オーナーが自ら物件情報を掲載できる賃貸情報サイト「ウチコミ!」では、物件だけではなく物件の掲載にもこだわりを持った方も多くいらっしゃいます。
ウチコミ!会員限定『プロカメラマン物件撮影サポート』のリピーターでもあり、今回同サポートで撮影した物件がウチコミ!で成約したO.Yオーナーにお話を伺いました。(取材/佐藤美月・尾崎光、文/尾崎光)

——O.Yオーナーは20年以上賃貸経営などの不動産事業に携わっているそうですね。

父親のマンションを相続したことが不動産の仕事を始めたきっかけだったんですが、その頃の賃貸業界はまったく古い体質の業界でした。
父親が電信柱に「空きあります」って物件のチラシを貼り歩いて入居者募集をしていたことにびっくりしましたよ。
平成初期ごろの賃貸募集は大家さんも自分で募集する、それから街の不動産会社さんに頼む、といった感じで、街の古い不動産会社が賃貸募集の中心でしたね。
それから自分が賃貸経営を継いで物件付近の駅前にある不動産会社にもお願いするようになりました。

当時と今は全然違っていて、賃貸業をするオーナーの意識が高くなってきたと感じます。サラリーマンオーナーなどビジネス意識が高い方も増えましたよね。

——現在は賃貸ポータルサイトなどネットでの募集が主流ですが…

当時はポータルサイトもなかったですよ!
大手の不動産会社が放映しているテレビCMを見て店舗にお客さんが来る、というパターンが多数でした。
それでも電信柱を見て電話をしてきた入居者も当時何人かいましたね。
当時はそもそもネットで入居者募集なんてなかったですよ。それが一気にここ10年、15年でスタンダードになりました。

——ウチコミ!を使う前からご自身でも入居者募集をされていたそうですね

まず物件の簡単なホームページを作りました。
空室が出たとき不動産会社に「募集をお願いします。物件情報は全部このホームページにあります。店頭に来たお客さんに見てもらえば内見にきてくださるはずなので」と物件情報を送ったりもしていました。

——ホームページでのこだわりを教えてください

写真は一番大事ですね。家賃設定と同じくらい大事です。
賃貸物件もひとつの商品なので、いかによく見せるかってことですよね。
スーパーの陳列棚にきれいに商品が並んでいたら手に取ってみたいとか、銀座を歩いていてブティックにかっこいい服が並んでいれば店に入ってみたいと思うじゃないですか。
それと同じで、物件写真は物件を見に来てもらうためのきっかけです。

最初はホームページに載せる写真も自分で撮っていました。
普通のカメラじゃなくて一眼レフのちゃんとしたカメラを買ったのでそれなりにきれいに見えるんですけど、やっぱり素人なので自分の写真じゃ納得しなくて。
「おそらくこの写真では人は内見したいと思わないだろう」と思いました。
不動産会社の営業の方が撮る写真も、普通に撮ってくれればいいんですけど、逆に物件がマイナスイメージになってしまうような写真もありました。
せっかくリフォームしてもリフォーム前の古い写真を使われることもよくありますね。

前から何かいい方法はないかなと思っていたところで、ちょうどウチコミ!でプロカメラマンに物件撮影を依頼できるサービスがあるということを知ったんです。
しかも通常プロに頼んだら5万円とか6万円するであろうところを、2万円ほどの安い費用で撮影してもらえるじゃないか、と。

——プロが撮影した写真を見た感想はいかがでしたか?

最初のカメラマンさんに撮ってもらった写真が本当にきれいで、これはもう絶対プロに頼むしかないと思いました。今まで何人かのカメラマンさんに撮影してもらいましたが、こちらから「こう撮ってください」とは言いません(笑)
皆さんプロですから、「カメラマンさんの自由に撮ってください」とお伝えしています。

この物件に決めてもらうためには当然、リフォームして「内見に来てもらったらすぐに決まる」物件をつくることが大事です。
そして内見に来てもらうためには、「きれいな写真」が必要なんですよね。
なにより物件は自分の感性をつぎ込んだ作品だと思っているので、その作品をよりよく見てもらいたいと思うでしょう。
そのためには自分の力じゃ限界があるので、プロにお願いしたいと思いました。
『悪い物件をきれいに見せる』ではなくて、『きれいな物件をよりきれいに見せる』というイメージで考えています。


(左:オーナー・弊社スタッフ撮影/右:プロカメラマン撮影)

——これまでに6部屋もウチコミ!の「プロカメラマン物件撮影サポート」をご利用いただいていますね

古い物件が多いので順次再生しているところなんですが、きれいにリフォームした部屋は全て利用しています。
まず申し込みから撮影までが早いですよね。
見積もりを確認したあと本申し込みをして、次の日にはカメラマンさんから日程調整の連絡が来て、鍵の場所なども打ち合わせをして……申し込んでから支払いが終わるまで1週間もかからなかったんじゃないかなと思います。重宝してますよ。

内見したいと思ってもらうためには、家賃やお部屋のきれいさ、場所などの要素はいろいろありますが、きれいな写真は必要不可欠だと思います。

ウチコミ!のプロカメラマン物件撮影サポート 

詳細はこちら

ウチコミ!会員オーナー限定
撮影のお申し込みはこちら(※要ログイン)

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この記事を書いた人

賃貸募集成約事例ファイル 担当編集

「賃貸募集成約事例ファイル」では、賃貸物件を所有する大家さんが直接入居希望者を募ることができるウチコミ!を活用し、実際に成約した事例や、ちょっとしたアイデアで空室が解消された事例などを紹介していきます。それぞれの工夫や取り組みが、賃貸経営に悩めるオーナーに対して少しでも参考になればと思います。

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