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室内設備メンテナンスサービス

ライフラインに直結する重要設備
小規模なマンションやアパートだと、ガス会社が定期点検に来たり、清掃員が掃除に入ったりするぐらいしかメンテンナンスが思い浮かばないと思いますが、大規模マンションや工場・ビルなどでは設備が大掛かりになるため、設備管理メンテナンスサービスを外注する場合があります。特にマンションでは、室内設備を完全に稼働させるための室内設備メンテナンスが重要になってきます。
マンションは共同住宅なので、給排水ポンプ、エレベーター、消防設備、インターネット設備など、ライフラインに直結する設備がたくさんあります。また、空調設備のように快適な生活を守るのに欠かせない設備もあります。
メンテナンスサービスは多種多様
規模の大きなマンションでは水の重みを利用して各階に水を供給する形式のシステム(貯水槽水道方式)を用いている場合があり、屋上の水槽に貯水するようになっています。そのため、水を屋上に上げるポンプ、水道管から引いた水を一旦貯めておく受水槽が必要です(低層の場合は高置水槽を置かないこともある)。また、キッチン・バスルーム・洗面所等からの排水を集める排水槽も必要になります。
他にも水を加熱するボイラー、冷たい空気を作る冷凍機といった設備があり、屋上の冷却塔では暖かくなった水を空気と接触させて再利用できるようになっています。
規模の小さなマンションでも貯水槽を備えていれば、油断していると水が鉄臭い・錆臭い・生臭い・カルキ臭いといった症状が現れる場合があります。受水槽を用いず水を運ぶ直結給水方式なら直接水道局からの水道水を得ることができますが、いずれにせよ貯水槽や給排水管などのメンテナンスは怠ることができません。
大きなマンションで常に清浄な空気を得るためには、空調設備のメンテナンスが重要です。空調システムの効率が落ちると、空気の流れが止まったり、冷暖房費が増え、機器の補修や更新の費用がかさむようになります。また、火災時に発生した煙を除去するための排煙設備も、いざというときに動かないと困ります。
メンテナンスサービスを行う会社は多く、サービスの範囲は会社ごとに異なります。例えば、エレベーター設備・防災設備・防犯設備等から信号をキャッチすると、24時間365日、いつでも緊急出動を行う会社もあります。あるいは設備の保守だけでなく、日常の清掃や管理人業務、ガラス・外装クリーニングなどまで請け負うビルメンテナンス会社もあります。