ファンド

ファンドは元々「資金」「基金」を意味する言葉
「ファンド」とは、元々は「資金」や「基金」を指す言葉。基金とは「経済活動を行うための財産的基礎となる資金」のことです。例えば地方公共団体が特定の目的のために設けた財産のことも基金と呼ばれます。
しかし、最近では複数の投資家が出資した資金を事業や資産運用に回し、その利益を投資家に分配する仕組みのことを「ファンド」と呼ぶことも多くなっています。
例えば1990年代に有名になった「ヘッジファンド」は、市況の上下に関係なく利益を追求することを目的としたファンドです。資産の目減りをヘッジする(避ける)ことからこの呼び名が付けられました。
投資におけるファンドにはいくつか分類法があり、例えば投資家の集め方に着目すると「公募ファンド(投資信託など)」「私募ファンド(ヘッジファンドなど)」といった分類になります。投資形式に注目した場合は次のような分類がなされます。

・信託型
投資信託が特に有名でしょう。複数の投資家からの出資を1つの大きな資金としてまとめ、株式や債券などに投資、運用する商品です。運用するのは投資信託運用会社などの専門家。投資信託は少額からでも始められるため、投資の初心者に勧められることもあります。

・会社型
特定目的会社などを用いるファンドが該当します。特定目的会社とは、資産の流動化に関わる業務を行うために設立される一種のペーパーカンパニー。特定目的会社自身は利益を追求することはなく、他の会社から譲渡された不動産などから得た利益を投資家に配分する役割を果たします。

・組合型
匿名組合や任意組合などを利用するファンド。法人ではなく組合という形を取ることで法人税課税を回避し、投資家(組合員)に利益を供給します。

特定目的会社や匿名組合などは資産から得られる利益のかなりの部分を投資家に伝達する役割を担っているので、ビークル(乗り物)と呼ばれることがあります。
投資型か事業型か
他の分類法としては、「投資型ファンド」なのか「事業型ファンド」なのかで分ける方法があります。
投資型ファンドは投資信託やヘッジファンドなど、金融商品等に投資するファンドのこと。投資先は上場企業などだけでなく、非上場企業も対象になります。
一方、事業型ファンドは共同で事業に投資するファンド。アイドルファンドや競走馬ファンドなどの現物ファンド、製作委員会方式の著作権ビジネスなどの他、太陽光発電やリサイクル設備の購入などを手掛ける社会投資ファンドなどがあります。
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