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ルーフバルコニー

様々なことに使える〝屋根上の庭〟
ルーフバルコニーとは、下の階の屋根を利用したバルコニーです。庭のような広さがあり、ルーフテラス、ルーフガーデンと呼ばれることもあります。特にマンションではルーフバルコニー付きの物件は人気があるようです。ルーフバルコニーは通常のバルコニーやベランダに比べて面積が広いことが特徴なので、工夫次第で様々な楽しみ方ができます。

・洗濯物を干す
・ガーデニング
・家庭菜園
・バーベキュー
・カフェスペース
・夏は子どものプールを設置
・ペットの遊び場
・野球やゴルフなどの素振り

ルーフバルコニーは方角が良ければ常に日光が当たりますので、洗濯物を干すのに適しています。広いので掛け布団やシーツを干すことも容易でしょう。
ガーデニングも人気の高いルーフバルコニーの使い方です。プランターなどをアレンジすればゴージャスな庭園を再現することもできそうです。他にも家庭菜園や友人を呼んでのバーベキューなど、活用方法は様々。ただし、ルーフバルコニーは下の階の屋根を利用したスペースなので、騒音には注意が必要です。バーベキューなどを楽しむ際は近隣の住人にも配慮する必要があります。
ルーフバルコニー使用には様々な制限がある
ルーフバルコニーの注意点としては、使用料が発生することが挙げられます。「自分の部屋なのに、なぜ?」と思われるかもしれませんが、ルーフバルコニーはベランダと同じ共用部分なのです。共用部分を専用使用していることになるため、使用料が発生するのが通例です。
また、ルーフバルコニーは即ち下の階の屋根。雨漏りしては困るので、定期的に管理員が点検に来ます。さらに、ルーフバルコニーは共用部分でもあるので、使用法についても規約などで定められています。基本的に物置や重量物などは置けませんし、水漏れの原因となるようなスペースを作ることは禁止されていますので、注意が必要です(ガーデニングや家庭菜園ではプランターなどを使用します)。バーベキューや花火を行う際にも事前に許可を取る必要があります。
ルーフバルコニーのデメリット
これまで見てきたように、ルーフバルコニーには細かな制限がありますが、意外と周辺から見えることにも留意する必要があります。周りに見られていると思うとくつろげない、ということがあるかもしれません。また、ルーフバルコニーは北向きになっている物件が多いという話もあります。北向きだとルーフバルコニーのメリットである日当たりが制限されるので、購入前には諸条件や制限をよく確認する必要があるでしょう。