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AR

現実の視界に仮想の情報を重ねる
ARとは「Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)」の略語で、「超現実感」「拡張現実」などと翻訳されます。情報技術を活用し、目に見える現実世界に仮想の情報を重ねることによって現実を「拡張」することです。最近ではスマートフォンでもARゲームがたくさん販売されているので、もうすでに体験された方もいるかもしれません。ちょっと前であれば「Ingress」、もう少し最近であれば「ポケモンGO」の爆発的ヒットが記憶に新しいところです。
実はこのAR技術、最近では不動産や建築関係でも活用されるようになっています。
ARの不動産・建築関係での活用
ARの活用法としては、まず現実の部屋の中に仮想の家具などを置いて見ることが考えられます。

・リノベーションに活用
リノベーション物件はすぐに住み始められますが、内装が自分好みでなかった場合は買うことを断念したり、自分でリフォームする必要が出てきます。そこで、半完成状態(ドアやキッチンなどは外しておく)の部屋を作って公開し、内覧時に顧客がARを活用してタブレットで足りない家具の取り付けイメージを次々に切り替えて見られるサービスが始まっています。

・自分の部屋に合ったキッチンを選ぶ
一般的にキッチンを新設したりリニューアルする場合は展示場に足を運んだりオンラインストアの商品ページを閲覧したりしますが、ARを利用することで自宅にいながら新キッチンの完成イメージを見ることができるサービスもあります。具体的には、スマートフォンでキッチンを設置したい場所をカメラに写し、そこにキッチンの3Dモデルを重ねるというもの。3Dモデルなので、キッチンを回転させて見たり、拡大・縮小することも可能です。
施設案内にも活用できる
博物館・美術館などではすでに採用されているところもありますが、施設案内にARを活用することもできます。

・スマホで施設案内を行う
新型コロナウイルス感染症の影響は不動産業界にも及んでおり、実は物件の内覧を希望する人は減っています。そこで登場したのがスマホを利用した施設案内。物件の3Dバーチャル空間を作り、遠隔で自由に歩き回ってもらうサービスです。実際には散らかっている施設でも、余分なものは取り除いて3Dで再現することで、実際に活用する際のイメージを持ちやすくなります。

他にも工務店向けに敷地をプレゼンする、ARで理想の家だけでなく町まで作ってしまうなど、ARは活躍の場を広げています。