ウチコミ!

ウッドデッキ

ウッドデッキ=木の甲板
最近では外構、エクステリアを専門に扱うショップがあります。ウッドデッキも含まれますが、ウッドデッキの専門店も存在します。
一方でウッドデッキはDIYの題材としても人気があり、ネットでは道具の揃え方からプランニング、基礎などの作り方からフェンス等の取り付け方まで、細かに解説したサイトがいくつかあるようです。
ウッドデッキとは、庭の一部に設けられた木製の床のことで、それだけならば縁側や濡れ縁との区別が難しくなりますが、特に居間・リビング等と連続した作りになっているものをウッドデッキ=木の甲板と呼びます。また、縁側や濡れ縁は和風な装いになりますが、ウッドデッキであれば洋風でモダンな印象のものになるのが一般的です。
ウッドデッキはテラスの一種とも言われます。テラスとは、基本的に1階の地面よりも一段高くなった屋外スペースのこと。テラスにもいろいろな種類がありますが、イメージとしては舗装されていたりタイル張りだったりして、完全に家の外ではないけれども履き物を履いて出たりする場所です。一方、ウッドデッキは屋内の床とほぼ同じ高さに作られていて、裸足で出ても良い場所というイメージでしょうか。もちろん木製のテラスもあり、ウッドデッキと組み合わせて作られることもあり、区別が難しいこともあります。
実際にテラスやウッドデッキがある家に住んでいる人は、木製なら裸足で歩くけれども日光で熱くなったらサンダルを履くなど、各自の判断で自由に使い方を変えているようです。
ウッドデッキの利点
ウッドデッキは様々な用途に使えます。外でお茶を飲んだり、読書をしたり、洗濯物を干したり。他にも、ウッドデッキはデッキ=甲板という意味のとおり、地面より高い部分に設置されるものです。そのため、裸足でもいられる「島」から庭を見おろしているような感覚が得られます。風景画などで使われる用語でいえば、遠景(庭・外)、中景(ウッドデッキ)、近景(室内)という変化に富んだ景観を手に入れることになります。
逆にウッドデッキを塀で囲んだり、軒を延ばしたりして「守り」の要素を強化すると、室内との一体感が高まります。
デメリットとしては、設置費用の他に、メンテナンスコストが挙げられます。また、選ぶ木材によっては傷んで腐ってしまうことがあり、売却の際にマイナス要素になる可能性があります。また、リビングからつながっているウッドデッキが多いですが、隣地の家との位置関係によってはプライバシーが気になることも考えられます。