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ウィークリーマンション

短期滞在用のマンション
ウィークリーマンションとは、短期間の居住のために賃貸されるマンションのこと。「短期賃貸マンション」と呼ばれることもあります。単なる旅行であれば、美味しい物を食べ、観光地を楽しんで温泉で…といった過ごし方にもなるでしょうが、ちょっと長い出張などになると、食費や洗濯代など節約したい場合もあるでしょう。
ウィークリーマンションにはテレビ・冷蔵庫・ベッド・家具家電や生活用品がほぼ揃っていますので、自分に部屋のように工夫をしつつのんびり過ごすことも可能です。また、ウィークリーマンションでは敷金・礼金・保健料などがかかりません。一般的には水道光熱費やインターネット使用量も部屋代に含まれています。さらに、身分証の提出だけで入居できるだけでなく、保証人も不要なケースも多いので、ホテル感覚で入居することができます。
押さえておきたいデメリット
ウィークリーマンションの中には賃料が前払いとなっているケースがあります。契約途中で解約しても差額が返ってこない場合もあるので、事前に確認が必要です。
また、ホテルではないので、ベッドメイキングなどのサービスは基本的にありません。ゴミ出しなども自分ですることになります(賃貸契約の場合は運営会社が勝手に部屋に出入りすることができません)。
ウィークリーマンションは短期滞在型なので、一般的な賃貸住宅よりも家賃が高めなことがあります。一方、ホテルの宿泊費よりは割安。総合的に考えると、1週間を超える滞在期間の場合はウィークリーマンションを検討すると良いでしょう。
1ヵ月を基本としたマンスリーマンションも
ウィークリーマンションは滞在期間が長引くと割高になることもありますが、同じような施設に「マンスリーマンション」と呼ばれるものがあります。設備や条件面ではウィークリーとほぼ一緒なのですが、マンスリーの場合は基本的に契約が1ヵ月ごとになります。
デメリットとしては、ウィークリーと同じく家賃が通常の賃貸より割高、途中解約で違約金が発生することがある、家賃は一括前払いが基本といった点が挙げられます。一括前払いの場合はまとまったお金を用意しておく必要があります。
初期費用や家具などを用意する必要がない分、1年以内であれば費用面で有利だと言えますが、2年以上住む場合は通常の賃貸住宅に入った方が良いでしょう。
なお、寝具については衛生管理のため、ウィークリー・マンスリーとも持ち込みかレンタルのところが増えているようなので、追記しておきます。