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オートライト

オートマチックに点灯するライト
オートライトとは、自動的に点灯・消灯する照明装置のこと。オートライトという言葉は「automatic」と「light」を合体させた和製英語です。オートライトは玄関灯や庭園灯、廊下灯などに使われています。
オートライトは適当に点灯・消灯を繰り返すわけではありません。その動作はセンサーによって制御されており、目的によって反応する対象が異なります。
ちなみにオートライトには前照灯(自動車や自転車などに取り付けられる、前方を照らして操縦者の視認性、他者からの被視認性を向上させるライト)という意味もありますが、こちらは「automobile light」の略。住宅等に使われるものとは別物です。
自動車等のオートライトと区別するためか、住宅等に使われるオートライトは「センサーライト」と呼称されることが多いようです。この項では表記を「オートライト」に統一します。
オートライトの用途
オートライトは様々な目的で使われています。

・屋外用オートライト
人が近付いたり周囲が暗くなると点灯します。空き巣・泥棒対策にも使われます。暗闇の中、突然ライトの光を浴びれば侵入者は動揺するでしょう。また、オートライトがあると「この建物には防犯対策がなされている」というアピールにもなります。大規模修繕工事が行われている建物の足場階段などにも設置されることがあります。

・玄関用センサーライト
人感センサー、照度センサーなどにより自動点灯します。毎日使うものなので、安定的に電源を確保できることが求められます。

・寝室や廊下
暗くなってきたとき自動点灯で足元を照らします。

・クローゼット
クローゼットに奥行きがあったりすると、部屋の灯りでは照明が届かないところが出てきます。その場合は電池タイプ(後述)のオートライトを設置しておくと便利です。
オートライトの電源
オートライトには主に3つの電源供給方法があります。

・電池タイプ
電池が切れると交換、もしくは充電が必要になりますが、電源コードが必要ないというメリットがあります。

・コンセントタイプ
コンセントから電源を供給するので、必ず点灯させたい場所に向いています。コンセントに直接挿すタイプもあります。

・ソーラータイプ
太陽エネルギーで点灯するので、電源コードも電池も必要ありません。ただし天候や日光量によっては十分な電力が得られない場合があるので、使い所を考える必要があります。