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ワードローブ

衣装ダンスから衣装一式まで意味する言葉
ワードローブとは衣装ダンス、衣装部屋のこと。そこから派生して、ファッションの世界ではその人の持っている衣装・意匠の組み合わせ、衣装一式、ファッションスタイルを完成させるために必要なアイテムのこともワードローブと呼ぶそうです。例えばお店で「ワードローブに1着いかがでしょうか」と勧められたりする場合は後者の意味になるでしょう。
不動産投資のことを考えてみると、服をたくさん持っている人は賃貸住宅を借りるときに収納を重視することがあります。収納が乏しい物件を選ぶと服が生活空間にあふれることになるので、そういった物件は敬遠されるかもしれません。
一方、収納にはワードローブの他にもクローゼットや押し入れなどの種類があります。ここではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

・ワードローブ
家具を買いに行くと洋服ダンスのことを「ワードローブ」と表記していることがあります。後から買い足すことが多くなるでしょうが、物件によってはクローゼットのことをワードローブと表記しているものがあるかもしれません。大きなワードローブを寝室などに入れて間仕切りにする人もいます。
ワードローブは英語で「wordrobe」と書きますが、元はフランス語の「garderobe(ガルドロブ)」という言葉で、甲冑などを含めた衣装を保管する部屋のことを指していたそうです。

・クローゼット
衣類や靴などを収納することを目的として間取りされた空間がクローゼット(closet)です。一般的には上部にハンガーをかけるためのパイプが備えつけられており、奥行きが50cm以上になるように設計されています。これは衣類の幅に寸法を合わせているからです。定型のふすまが使われないので、部屋に合わせて設計することができます。

・押入れ
組布団や日用品などを収納することを想定して作られた収納。中には段が設置されており、75cmの奥行きがあることが一般的です。中にハンガーラックなどを入れることでクローゼットとして使うこともできます。規格が決まっているふすまが使われているので、大抵の押入れは大きさが統一されています。

・ウォークインクローゼット
大型で中に人が入れるクローゼットのことをウォークインクローゼットと呼びます。

・ウォークスルークローゼット
ウォークインクローゼットの1種で、入口が2つあって通り抜けることができるクローゼットをウォークスルークローゼットと言います。

ワードローブやクローゼットは布団を収納することができないので注意が必要です。ウォークインクローゼットでは着替えや出かける準備などが効率的に行えますが、人が入る分だけ収納スペースが減るというデメリットもあります。