IoTと共によく見かけるようになった言葉にICTがあります。IoTは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略ですが、ICTは「Information and Communication Technology」の頭文字を取ったもので、「情報伝達技術」と訳されます。ITは「情報技術」ですからほぼ同じ意味になりますが、ICTでは情報や知識の共有に焦点が当てられ、コミュニケーションが強調されます。具体的には、PC・スマートフォン・スマートスピーカーなど、様々なコンピューターを使った情報処理・通信技術の総称がICT。国際的にはITよりもICTの方が普及しており、ICTは日本におけるITの意味合いも含む概念です。