鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造=RC造
賃貸情報を見ていると「SRC」「RC」という用語が書かれていることがあります。「RC」とは「Reinforced Concrete」の略。直訳すれば「補強されたコンクリート」、いわゆる鉄筋コンクリート造をRC造と略しているのです。
ビル等の建築現場を覗くと、基礎から鉄筋が生えている光景を目にすることがあるかもしれません。その建物はおそらくRC造かSRC造(Steel Reinforced Concreteの略。鉄筋鉄骨コンクリート造)。鉄筋コンクリート造では、型枠に鉄筋を配置し、コンクリートを流し込んで柱や梁などを造るのです。
鉄筋とコンクリートの〝いいとこ取り〟
鉄筋コンクリート造は鉄筋とコンクリートの〝いいとこ取り〟を実現した建材です。一般的に、鉄骨は引張力(材料の外側に向かって引っ張る力を受けること、またはその力)に強いという特徴があります。その代わり錆びやすく、高温になると耐火性が低下します。一方コンクリートは圧縮に強い反面、引張力には弱い建材ですが、アルカリ性のため鉄筋を錆から守る性質があります。つまり、組み合わせることにより両者は弱点を補い合えるわけです。鉄筋コンクリート造は変形しにくく、高い耐久性を実現できる工法だと言えます。
ただし、もちろんデメリットもあります。まず、鉄筋コンクリート造は建物自体が重くなること。軟弱地盤の場合は地盤の改良が必要になりますし、杭打ち工事なども行わなければなりません。また、コンクリートからは水分が3年~5年ほどは出て来るので、湿気対策も必須。さらに、コンクリートは木の10倍の熱伝導率があると言われているので、断熱対策も欠かすことはできないでしょう。
SRCとの比較
鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)は薄い鉄骨の骨組みに柱や梁を接合してその周囲に鉄筋を配置、コンクリートを流し込んで造る工法です。鉄筋コンクリート構造の中心に鉄骨が入っているイメージでしょうか。RC造の耐久性に加え、鉄骨のしなやかさが備わると言われており、柱や梁が細くても耐震性を確保できるという特徴があります。
かつてはSRC造の方が耐震性に優れていると言われていましたが、技術が進歩した現在ではその差は埋まってきているようです。また、SRCは物件構造の中では最も高価な部類になります。立地や予算に合わせて最適な構造を選ぶことが重要です。
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