魅力がいっぱいの珪藻土塗り壁

リフォーム素材として人気
近年、珪藻土はリフォーム素材として壁に用いられることが多くなりましたが、日常生活にも活用されてきました。例えば珪藻土には耐火性があるので、耐火レンガや七輪コンロなどに使われます。また、多孔質で酵母を吸着する性質があるので、ビールの濾過にも使用されています。湿度が高くなると水分を吸収するので、近年ではバスマットにも活用されて人気を博しています。
「珪藻」とは植物性プランクトンの一種であるケイソウのことです。珪藻の殻は水底に沈み、年月と共に積み重なって、化石化します。これが硬い土のようになったのが珪藻土。無数の微細な穴(孔)が空いているのが特徴で、先に述べたような吸水性や耐火性の他、消臭性、保湿・調湿性など、優れた特性を数多く持っています。
様々なメリット
子供と一緒に塗り壁を作ったりできることから、珪藻土はDIY市場でも人気があります。また、住む人に様々なメリットをもたらすことも珪藻土人気の一因となっています。
珪藻土に空いている無数の穴は、2~50ナノメートル(ナノメートル=10億分の1メートル)の極小サイズ。穴の数は木炭の5000~6000倍と言われているそうです。この穴が湿気を自動的に吸ったり出したりするので、人間にとって快適な湿度を保つことができます。「呼吸する壁」とも言われており、これほどの調湿機能は同じ塗り壁の材料である漆喰にはありません。夏は暑くて湿気が多いので湿気を吸収、冬の乾燥しているときには湿気を放出。住宅によっては結露に悩まされることもありますが、結露対策にもなります。
また、湿気を吸収するということは、臭いも吸収できるということ。調湿機能が消臭機能にもつながっているわけです。
さらに、珪藻土はカラーバリエーションが豊富。漆喰は白色系のものが多いですが、珪藻土では数百種類の色を出すことができます。
外壁としても活用
珪藻土は外壁材料としても活用されています。二酸化炭素を吸収する、火災になっても自然材料なので有毒ガスが出ない、遮音性・防音性が高いなど、様々なメリットがあります。
デメリットとしては、穴がたくさん空いている珪藻土は衝撃に弱いということが挙げられます。そのせいもあって、主に内壁に使われてきたわけです。ただし、他の材料と混ぜ合わせることで強度を上げることが可能です。価格的には他の人工的な材料よりもコストがかかるので、工事する前に珪藻土に詳しい業者と費用対効果をよく相談しておくと良いでしょう。
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