初期費用の内訳・相場 徹底解説

一人暮らしにかかる初期費用の内訳・相場を徹底解説!

賃貸物件を借りる際に必要となる「初期費用」。
「仲介手数料」や「敷金」、「礼金」など、様々な項目があるけど、細かい内容は知らない!という方も多いのではないでしょうか。ひとつひとつの項目が数万円~数十万円になることもあるので、内容をしっかり把握しておくことが重要です。

初めて一人暮らしをする方も一目でわかる「初期費用の内訳・相場まとめ」や「初期費用シミュレーション」を活用して、引っ越しの際のイメージも付けておくと安心材料になります♪

初期費用とは

賃貸物件を契約する際に入居者が大家さんや不動産会社に支払う費用を「初期費用」といいます。「敷金」「礼金」「仲介手数料」など、様々な項目があります。

支払いのタイミングとしては、契約後1~2週間以内が目安となっている場合が多いです。

賃貸契約の流れと初期費用支払いのタイミング

初期費用の相場

一般的には家賃の3~6ヶ月分が相場となっています。
最近では、敷金、礼金、仲介手数料が0円の物件や、初期費用を分割して支払うことができる場合もあるので、気になる物件を見つけたら不動産会社や大家さんに確認してみましょう。

初期費用の内訳とそれぞれの相場

初期費用のそれぞれの項目についての解説をしていきます。

*敷金 家賃の0~2ヶ月分
 家賃滞納時や退去時の原状回復費に充てられる費用。
 退去時に差し引かれた金額は返還されます。

*礼金 家賃の0~2ヶ月分
 大家さんへのお礼として支払う費用。返還されません。

*仲介手数料 家賃の0~1ヶ月分
 賃貸物件を借りる際に不動産会社に対して支払う手数料。
 家賃の1ヵ月+消費税が宅建業法で定められた上限額で、
 入居者が支払う金額は原則0.5ヶ月+消費税。
 ウチコミ!の場合は大家さん直接募集なので全物件仲介手数料無料♪

*前家賃 家賃の1ヶ月分
 翌月分の家賃を支払います。
 家賃は基本的に翌月分を先払いとなりますので、入居の際に翌月分の家賃を支払います。

*保証料 家賃の0.5~1ヵ月分
 賃貸借契約の連帯保証人を保証会社に依頼する場合の利用料。1年もしくは2年ごとに更新が必要。その際には更新料がかかります。

*家財(火災)保険料 1万円~2万円
 火災や落雷、風災などの自然災害や水漏れなどのトラブルが起きた場合に保証してもらえる保険。

*鍵交換費用 1万円~2万円
 防犯面から入居者が入れ替わるタイミングで鍵交換することが多い。
 大家さんが費用負担する場合もある。

*室内消毒費 1万円~2万円
 害虫駆除・消毒・抗菌などの処理をするために支払う費用。消毒の有無が選べる場合もある。

*駆けつけサポート 1万円~2万円
 鍵の紛失、水回りのトラブルなどを対応してもらえるサービス。サポートがついていない場合もある。

家賃5万円の場合の初期費用シミュレーション

前述の内容を踏まえて、家賃5万円の場合の初期費用をシミュレーションしてみました。 初期費用は約30万円(賃料の約6ヶ月分)となります。金額はあくまで目安ですが、参考にしてみてください。

初期費用シミュレーション表

その他に必要となる費用

イメージイラスト

賃貸契約のために支払う初期費用の他にも、引っ越しにはお金がかかります。
例えば、引っ越し会社に依頼する費用や、家具・家電を揃えるための費用などが必要となります。引っ越しの距離や荷物の量、揃える家具・家電にもよってかかる費用は大きく変わってきますが、15万円~30万円が相場となっているようです。
「初期費用」と合わせると、40万円~60万円程度が引っ越しの費用として必要になる計算となります。
なるべく「初期費用」を抑えて、新生活で必要なものを揃えるための費用として充てたいところですね。

なるべくお得に引っ越しをするコツ

ここまで「初期費用」の内訳や相場などについてまとめてきました。
引っ越しには意外とお金がかかるなぁ。と感じている人もいるかもしれませんね。
でも上手にお部屋を探せば、もっと費用を抑えて引っ越しすることが可能です♪

例えば
・「敷金」「礼金」「仲介手数料」が無料の物件を選ぶ
・不動産会社や大家さんに交渉する
・オプションや家財保険を自分で選ぶ など
上記のポイントを意識すれば、初期費用を抑えることができるかもしれません。

新生活の第一歩を歩みだす際に、ぜひ参考にしてみてください!

ウチコミ!