長野県|松本市
長野県松本市の移住ガイド|北アルプスと城下町、文化の香る暮らし

国宝・松本城を中心に、美術館や劇場、職人の手仕事が息づく長野県松本市。市街地のすぐ先に北アルプスが連なり、買い物も医療も整った暮らしやすさと、休日に山や温泉へ出かけられる自然の近さを併せ持つ街です。この記事では、交通・暮らし・気候・食・住まい・支援制度まで、移住前に知っておきたいことをまとめました。
長野県松本市の基本情報
- 所在地
- 長野県中部(松本盆地)
- 人口
- 約23万人(長野県内で2番目の規模)
- 東京までの目安
- 新宿駅から特急「あずさ」で約2時間30〜40分
- 名古屋・長野方面
- 特急「しなの」で名古屋へ約2時間強、長野へ約50分
- 空港
- 信州まつもと空港(札幌・大阪・福岡などへの路線※季節により変動)
- 気候
- 年降水量は約1,000mmと少なめで晴れが多い。冬は氷点下になる日が多い
- 家賃の目安(1LDK〜2LDK)
- 3万〜10万円台(物件・エリアにより大きく異なります)
- 車の必要度
- 市街地は徒歩・自転車・バスで可。郊外では必須
松本市ってどんなところ?
長野県のほぼ中央、松本盆地に広がる松本市は、江戸時代から続く城下町です。市の象徴は、現存12天守のひとつで国宝の松本城。黒と白のコントラストが美しい天守は、背後に連なる北アルプスの山並みとともに、毎日の通勤・通学路の景色になります。
人口は約23万人で、県内では長野市に次ぐ規模。江戸時代の学校建築として国宝に指定された旧開智学校や、信州大学のキャンパスもあり、「学都」「楽都(音楽の街)」「岳都(山岳の街)」の3つの顔を持つ街として知られています。
市域は広く、上高地や乗鞍高原、美ヶ原高原といった山岳エリアまで含まれます。街なかの便利さと、少し車を走らせれば大自然、という振れ幅の大きさが、松本暮らしの面白さです。

交通アクセス:特急で首都圏・名古屋・長野へ
電車
新宿駅から松本駅へは、特急「あずさ」で約2時間30〜40分。名古屋方面へは特急「しなの」が走り、長野駅へも約50分で行けます。新幹線は通っていませんが、テレワーク中心で月に数回の出社、という働き方なら十分に現実的な距離です。
空港
市内には信州まつもと空港があり、札幌・大阪・福岡などへの路線があります(路線・本数は時期により変わるため、最新の運航情報は空港の公式ページで確認してください)。松本駅前の松本バスターミナルからシャトルバス・路線バスが出ています。
市内の移動
中心部は平坦でコンパクト。徒歩や自転車で動けるエリアが多く、バスも利用できます。一方で、郊外や山間部、冬の通勤・通学には車が欠かせません。「駅から何分か」だけでなく、「冬も安心して通える道か」を物件選びの基準に加えるのがおすすめです。
暮らしやすさ:買い物・医療・教育
買い物
松本駅周辺には百貨店や商業施設、市場が集まり、日用品から食料品、衣類まで一通りそろいます。城下町の面影を残す中町通りや縄手通りには、個人商店や雑貨店、カフェが並び、散歩がてらの買い物が楽しめます。郊外にはスーパーやホームセンターが点在し、車があれば不便はほとんどありません。
医療
信州大学医学部附属病院や相澤病院など、規模の大きな病院が市内にあり、診療科も豊富です。小さなお子さんや、将来の親世代の通院を考える方にとっても、大きな安心材料になります。
子育て・教育
旧開智学校に代表されるように、教育に熱心な土地柄といわれます。公園や児童館のほか、美術館や博物館、音楽の催しなど、文化に触れる機会が多いのも魅力です。子育て支援制度は年度ごとに変わるため、最新の内容は市の公式情報でご確認ください。

休日の過ごし方:山・温泉・アート
松本の休日は、山へ、温泉へ、美術館へと選択肢が豊富です。
- 山とアウトドア:上高地や乗鞍高原、美ヶ原高原まで、市内から日帰りで行ける山岳リゾートが揃います。登山、トレッキング、スキー、キャンプなど、季節ごとの楽しみ方があります。
- 温泉:浅間温泉、美ヶ原温泉など、市街地から近い温泉地があります。仕事帰りに立ち寄る、という使い方ができるのは松本ならではです。
- アート・音楽:草間彌生作品を所蔵する松本市美術館、まつもと市民芸術館、毎年開かれる音楽祭「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」など、街全体が文化的な空気に包まれています。5月の「工芸の五月」では、街じゅうで職人やクラフト作家の作品に出会えます。

食:信州そばと地のもの
松本は信州そばの名店が多い街。ほかにも、にんにく風味の鶏の唐揚げ「山賊焼」、甘みのある「松本一本ねぎ」、りんごなどの果物、地酒やクラフトビールと、地元ならではの食が楽しめます。
市内や周辺には産直市場や直売所も多く、新鮮な野菜や果物が手頃な価格で手に入ります。「食材が美味しいから、自炊が楽しくなった」という移住者の声はよく聞かれます。

気候と冬の暮らし:晴れが多く、冷え込みは厳しめ
松本の年降水量は約1,000mmと、全国的に見ても少なめ。年間を通じて晴れの日が多く、空気が澄んでいます。夏は盆地ながら朝晩は涼しく、過ごしやすいのが特徴です。
一方、冬の冷え込みは本格的です。1月の最低気温の平年値はおよそ氷点下5℃前後で、朝は路面が凍ります。雪は北部の豪雪地帯ほど多くありませんが、降る日は降るため、備えが必要です。
冬の備え
- スタッドレスタイヤ(車を使う場合は必須)
- 水道管の凍結対策(水抜き・保温材の確認)
- 断熱性・暖房設備(石油ファンヒーター、エアコン、床暖房の有無)
- 除雪道具と、駐車場の雪の扱い
物件を選ぶときは、家賃だけでなく「冬の暖房費」も含めた総額で比べるのがコツです。ウチコミ!なら、断熱や暖房設備、駐車場の除雪事情について、大家さんに直接質問できます。

住まいと家賃:エリアと冬の設備で選ぶ
家賃は、松本駅周辺の便利なエリアと郊外で差が出ます。首都圏と比べると同じ予算で広めの間取りを選びやすく、駐車場付きの物件が多いのも地方ならではです。
エリア選びの目安
- 松本駅周辺・中心部:徒歩や自転車で暮らせる。商業施設が近く、車なしでも可。
- 住宅地(郊外):落ち着いた環境で広めの間取りが多い。車前提。
- 山あい・温泉地周辺:自然に近い暮らし。冬の凍結・除雪対策に注意。
ウチコミ!は大家さんが直接募集するため、全物件が仲介手数料無料。気になる点は、大家さんに直接相談できます。
移住の相談窓口と支援制度
松本市には移住の相談窓口(移住交流推進室)があり、オンラインでの相談や、東京での個別相談会も行われています。空き家に関しては、空き家バンクの窓口があります。
条件を満たす移住者を対象にした移住支援金の制度もありますが、対象者・要件・申請期間は年度によって変わります。必ず最新の内容を、松本市の公式サイトまたは窓口で確認してください。
移住して良かった点・注意したい点
良かった点
- 市街地から北アルプスの景色が見える
- 晴れの日が多く、空気が澄んでいる
- 買い物・医療・教育の環境が整っている
- 文化・アート・音楽に触れる機会が多い
- 温泉やアウトドアに日常的に行ける
注意したい点
- 冬の冷え込みと路面凍結
- 郊外では車が必須(維持費も考慮)
- 新幹線がないため、東京への移動はやや時間がかかる
- 観光シーズンは市街地・道路が混み合う
移住までの進め方:まずは現地を歩いてみる
- 情報収集:市の移住ポータルや、この記事で全体像をつかむ
- 相談:移住交流推進室やオンライン相談会で、仕事・住まいの相談をする
- 現地訪問:季節を変えて(できれば冬にも)街を歩き、暮らしをイメージする
- 住まい探し:まずは賃貸で暮らしを始め、地域になじんでから購入や空き家を検討する
- 移住・新生活:自治会や地域行事にも少しずつ参加してみる
長野県松本市への移住 よくある質問
松本市は車がなくても暮らせますか?
松本駅周辺の中心部であれば、徒歩・自転車・バスで暮らせます。ただし郊外や冬の通勤・通学では車があると安心です。住むエリアの選び方が重要です。
東京への通勤は可能ですか?
新宿駅から特急「あずさ」で約2時間30〜40分のため、毎日の通勤は現実的ではありません。テレワークと組み合わせ、週に数回の出社といった働き方をされる方もいます。
松本の冬はどのくらい寒いですか?
1月の最低気温は氷点下5℃前後が目安で、朝は路面が凍ります。雪は北部の豪雪地帯ほど多くありませんが、スタッドレスタイヤや暖房設備などの備えが必要です。
移住前にお試しで暮らす方法はありますか?
自治体によっては、お試し住宅や移住体験の制度があります。最新の内容は松本市の移住相談窓口でご確認ください。
ペットと一緒に住める物件はありますか?
ウチコミ!では大家さんに直接ペット可否を相談できる物件があります。物件一覧のこだわり条件や、気になる物件の大家さんへの問い合わせをご利用ください。


