空室対策一丁目一番地 #4

ウチコミ！大家会員はついに1万人を突破！入居者動向から見る、約2カ月で3部屋成約のカギ

ウチコミ！タイムズ編集部

2020/03/15

賃貸経営

成約インタビュー

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成約インタビュー

ウチコミ！は入居希望者・大家会員数の増加と共にマッチング数も上昇を続けています。今回は、入居希望者会員への「部屋探しに関するアンケート」を基に入居希望者の動向をお伝えします。（文／ウチコミ広報室）

差別化のカギは対応スピードにある

ウチコミ！入居希望者会員に向けたインターネットで部屋探しをする際の時間帯についてのアンケートでは、昼（12時～17時）以外にも夕方（17時～19時）や夜（19時～23時）にも多くの方がお部屋を探していることが分かりました。

ウチコミ！入居希望者会員「部屋探しに関するアンケート」より（2019年5月）

またウチコミ！を使って契約した入居者アンケートでも「仕事をしながら不動産会社に行って物件を探すことが難しかったため、メールでやり取りできたのがよかった」や「問い合わせに丁寧に対応してくださり、不安が解消されました。返信も早く、仕事をしながらの物件探しもスムーズに出来たので感謝しています」といった声をいただいています。

仕事の後、限られた時間で部屋を探し、ネットから問い合わせたとしても、遅い時間では不動産会社の対応は次の日になってしまうことも。ウチコミ！を使って大家さんへ直接問い合わせることで、入居希望者は時間が短縮できるだけでなく、より正確な情報を知ることができます。

お部屋を決めるまでに内見した物件数についてのアンケート調査では、「0件（内見はしなかった）」という方は全体の7％、部屋探しで訪問した不動産会社の数では、最多となったのは「1件」で31.7%でした。

内見に行けない、という入居希望者のために自ら物件に向かい動画を撮影して送った、という大家さんもいらっしゃいます。入居希望者の不安を解消するために素早く行動することが差別化に繋がるのではないでしょうか。

繁忙期を過ぎても今年は動く可能性大

賃貸の繁忙期と言えば1月～3月を想像する方が多いのではないでしょうか。入居希望者会員が自分の探している物件の希望条件を登録するウチコミ！「お部屋リクエスト」の投稿数は、例年3月がピークになるものの、4月以降大きく下がることはありません。

また、今年は新型コロナウイルスの影響で「なかなか外出できない」「気軽に不動産会社に行けない」などの理由で、部屋探し期間の延長や引っ越し自体を延期する動きが想定できます。ウチコミ！では入居希望者の会員登録数やアクセス数は過去最高に増加しています。

現時点で空室がある方も、焦らずに募集条件の見直しや、空室情報の掲載をしてみましょう。まだ忙しくて空室を登録していないという方は、ぜひウチコミ！事務局のサポートをご利用ください。

ウチコミ！会員大家さんで現在満室の方も、3月15日より追加した新機能「空室待ち（くうしつまち）」はチェックしていただけましたか？

満室時から建物単位で情報の掲載、問い合わせした入居希望者とのメッセージのやり取りができるという、新しい空室対策方法です。

退去が分かってからすぐに潜在的な入居希望者へ案内することで空室期間の短縮が見込めます。さらに、退去予定後に一から入居希望者を募るという課題を解決し、これまで満室時にはアプローチできなかった入居希望者と出会うことができるのです。

次は、入居者目線でウチコミ！をうまく活用し、約2カ月で3部屋も成約した安達オーナーにお話を伺いました。

家賃を下げずに客付けに大成功！

――今年1月からウチコミ！を利用して合計3部屋も成約したそうですね。普段は海外に住んでいらっしゃるとか。

はい、海外に住んでおります。所有物件に大きなトラブルがない限りは、1年に1度だけ帰国しています。

愛知県に物件を2棟所有しており、そのうちの１棟はファミリー向けアパートで退去が少なく安定しています。もう1棟の名古屋市内にある単身向けアパートは、転勤などの理由で入居者の退去が頻繁にあり、募集回数も多いです。周辺物件と差別化するために、入居者向けのサービスとして、インターネットでの漫画・雑誌の読み放題プランを導入したり、自身でキッチンボードのダイノックシートを張り替えたり、温水洗浄便座の取り付けなど工夫をしています。

安達オーナーが張り替えたキッチンボード左：before 右：after

――以前からご自身でさまざまな工夫をしていたんですね。不動産会社からの問い合わせ状況はいかがでしたか。

昨年の秋、海外にいるときに管理会社から一度に3部屋の退去の連絡を受けました。退去が出た後の数カ月は、不動産会社で募集しても問い合わせは1件のみ。さらに賃料5000円の値下げ交渉があり、管理会社は「家賃を下げないと客付けは難しい」の一点張りでした。空室を埋めるためには家賃を下げるのは一番簡単な方法ですが、その分、利回りが下がってしまう。経営の観点からも値下げは最終手段と決めているため、そのお話は断りました。

――そうだったんですね。そんななかウチコミ！はどのようなきっかけで利用していただいたのでしょうか。

日本にいれば不動産会社を回り、自身で募集活動を行うこともできるのですが、海外にいると不動産会社に頼る以外に方法がありませんでした。海外からでも大家自身で募集できる方法を検索していたところ、ウチコミ！を見つけたんです。

ウチコミ！ではアピールポイントを自分で書くことができ、リフォーム後の写真を即掲載できるため、不動産会社に募集をお願いするより手間がかかりませんでした。以前から、不動産会社に物件情報や掲載写真の変更を依頼しても、反映までにかなりの時間がかかるため不便を感じていたんです。

――入居希望者へのメッセージ対応も早かったですね。

時差はありますが、通知メールに気が付いたら就寝時以外は即返信しています。自分が入居希望者の立場だったらどうしてほしいかを考え、お客様第一で対応しています。

――ウチコミ！を利用している大家さんにメッセージをお願いします。

今の時代、インターネットで部屋を検索せずに直接不動産会社に来店する方はいないと思います。不動産会社の仲介よりも、ウチコミ！のように大家さんがネットで直接募集し、AIがお客様と大家さんをマッチングするなんてことが、近い将来主流になるかもしれませんね。私自身も、いつの時代でも人から必要とされる賃貸経営ができるよう、勉強し続けたいと思っています。