壁紙張りに必要な道具の種類と選び方(1/4ページ)
内村恵梨
2018/09/26
(写真①:左から、地ベラ、カッター、スムーサー、なでバケ、角ベラ、おさえローラー)
壁紙張り換えの巻②では壁紙と糊の種類や選び方をお伝えしましたが、今回は作業に必要な道具についてのお話です。
道具はネットやホームセンターなどで購入でき、様々な種類・価格帯があります。ここでは、どんな観点から選べばいいか、現役のクロス職人の意見を基に解説していきます。
クロス張りに使う道具、必須6+1アイテムはこれ!
まずは、クロス張りに欠かせない6+1つの道具をご紹介します。
この6つの道具がないと、満足のいく作業ができません。
そして、これらは作業中常に出したりしまったりと交互に使うので、腰袋も用意しておくと便利です。
それでは、①の写真の左から順番に紹介していきます!
(写真②:軽量化された地ベラ)
1. 地ベラ
壁紙を壁に貼り付け、余分をカッターで切り落とす時に、カッターのガイドとして使います。先がとがっているのでケガに注意が必要です。
<選び方>
刃の厚みはいくつか種類がありますが、1.2mm厚のものが施工しやすいのでおすすめ。
上記の写真のような形のものの他に、下の写真のような形のものもあり、写真②は持ち手の木の部分が少ない分、軽く使いやすいので、プロに好まれています。
この記事を書いた人
匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)
匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/