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真夜中に笑い続ける隣人…賃貸で発生する「無意識の騒音」とは何か(2/3ページ)

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大きな足音

一歩踏みしめるたびにドカン、ドカン、あるいはハイヒールで廊下や階段をけたたましく連続キック……と、自分の足音のスゴさにまったく気付かずにいる人は案外多い。体格のよい若者や、かかとの高い靴を愛用する女性は特に注意が必要だ。ある日、突然、音に悩まされ続けていた住人がものすごい剣幕で怒鳴りつけるなど、トラブル事例が昔からよく聞かれる。建物の廊下や階段等、共用部分のみならず、室内でももちろん足音には気を配りたい。

乱暴なドアの開け閉め

これも足音と同様、気付けない人は自分の出している音にまったく気がつかない。ドアを開けたあと、ドアノブから手を放し、ホテルのドアよろしく勝手に閉まるのに任せるのが当たり前になっている人など、もちろん要注意だ。知らぬ間に周りのストレスを貯めてしまわぬよう、ぜひ改めたい。

掃除機のヘッドで壁を乱打

掃除機が作動する際のモーター音や、吸排気音自体は、使用する人が抑えられるものではない。なので、真夜中でもない以上、これが聞こえてしまうのはお互い様だ。当然、受忍の範囲内だろう。しかし、中には、掃除機をかけている最中、ヘッド(ノズル・吸い口)を勢いよく壁にぶつけるのがクセになっている人がいて、たとえ隣室との間にある壁であっても、これを何度も繰り返してしまう。木造物件などでは大変な騒音となるが、本人は指摘されるまで迷惑をかけているとは気付けない。「壁をモノでガンガン叩く嫌がらせと結果は同じでしょう」と言われ、やっと深刻さを理解したりする。

郵便受けに恨みでも?

ドアの閉め方と同様、郵便受けの構造にもよるが、フタや扉を閉める際、これを叩きつけるような勢いで行うのが習慣になっている人がいる。かなりの音が響いていても、本人はうるさいとは感じていないので、近くの部屋や近所で悩んでいる人がいる可能性をまったく想像できない。

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この記事を書いた人

編集者・ライター

賃貸住宅に住む人、賃貸住宅を経営するオーナー、どちらの視点にも立ちながら、それぞれの幸せを考える研究室

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