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生命保険の保険料控除って、どれくらい税金が安くなるの?(3/3ページ)

内田 まどか内田 まどか

2020/12/14

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もし旧制度、新制度両方の生命保険契約がある場合、控除の合計額は所得税12万円、住民税7万円が上限となります。旧制度だけしか契約がなかったら、所得税は10万円、住民税は7万円が控除の上限になります。しかし、旧制度の保険であっても更新など契約の変更があった場合、新制度に変わることもあるので、控除証明書の記載をきちんと確認するようにしましょう。

控除のために保険に入るものではありませんが、生命保険料控除に絞ってもこれだけの効果があります。小規模企業共済等掛金控除や地震保険料控除など自身で増やせる控除がほかにもあります。年末調整の締め切りギリギリで控除を使おうと考えるのではなく、家計全般を見直すつもりで、貯蓄計画を見直し組み替えることで、控除を効率的に使えないか、時間をかけて検討してみましょう。

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この記事を書いた人

ファイナンシャルプランナー

東京都出身。1997年にFP資格取得後、損害保険代理店・生命保険代理店・FP事務所を開業(現在、保険分野は他代理店と合併)。「万が一」のためだけではない、生きていくための保険の入り方から、住宅取得、転職、早期退職など、夢や希望を叶えるための個人相談を中心に活動している。

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