別居離婚後の子育てに向けた夫婦カウンセリングとは（2/2ページ）

夫婦カウンセリングとは

そこで、ぜひ知っておいていただきたいのが「別居離婚後の子育てに向けた夫婦カウンセリング」です。

「夫婦カウンセリング」というと、仲良く円満に復縁するためのものと思われがちですが、離婚に向けた温度差を埋めたり、不安材料を解消していったり、相手が何を考えているのかを知ったり、まさに気持ちの面の相互理解を深める場になります。

当事者間で話し合いができるに越したことはありませんが、離婚するほどの夫婦が建設的に話し合いを行うのは至難の業。そこで、専門家が仲介に入りながら話し合いを進めていきます。

りむすびでも、夫婦カウンセリングを行っておりまして、どのケースも非常に有意義。夫婦が直接話すのではなく、りむすびのコンサルタントが夫婦それぞれに質問を投げかけやりとりするのを、もう片方の方が聴きながら相手の気持ちを理解を深めていくという方法になります。

なかには調停と並行してカウンセリングを受けられる方もいらっしゃいます。

調停では相手に対して疑心が深まり、なんとか自分の条件を押し通そうとするしか術がありませんが、離婚するにしてもしないにしても、一度気持ちの棚卸しをすることで前へ進みやすくなるのです。

想像していたよりも夫が自分のことを考えていてくれていたんだと知る機会になったり、初めて悲しみを直接伝えることができる機会になったり。すると、実は「愛されたかっただけだった」というなことも炙り出され涙するなんてことも。

断固離婚には反対だった夫側も、妻への不信感がおさまり今後に向けて建設的に話し合おうという気持ちになることも少なくありません。

大事なポイントとしては、夫婦カウンセリングは、相手を説得する場ではなく、相手の気持ちを理解したうえで自分のあり方を考える場だということです。

夫婦カウンセリングの流れ

どちらかの方がご相談にお見えになったのちに、「気持ちの面を直接伝えたい、話し合いたい」という場合に、お相手側にりむすびのカウンセリングをご提案いただきます。お相手側も同意が取れましたらカウンセリング開始となります。

いきなりおふたりではなく、お相手側だけおひとりでカウンセリングした後におふたりでということも可能です。

ここでいきなりハードルを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

「私が（僕が）相手に提案しても同意してくれないのでは？」と。

直接顔を合わせられないご夫婦は難しくなりますが、であれば、まずできることは、「ご自身が話し合いをしやすい相手になること」。

そのためにしばし個別カウンセリングを続けます。または、同じ場に会することができなかったとしても、りむすびがそれぞれとカウンセリングを行い、気持ちの面での仲介を行うことで、思いを伝達し合うこともできます。相手の変化が分かってくると、「次回は直接話してみます」となることもあります。

離婚するにせよしないにせよ、気持ちの棚卸しをしたうえで条件を決める方がスムーズですし、その後の子育ても風通しよく行えるようになります。

子育ては永遠に続きます。子どもが成人した後だって親子関係は続きますし、親同士がいがみあっていないことを子どもは願っています。

そのためにも、離婚に向けて猪突猛進に条件決めをするのではなく、その後も続く親同士の関係を悪化させないために、夫婦カウンセリングをおすすめいたします。

＜ご参考＞りむすび夫婦カウンセリング
http://www.rimusubi.com/soudan

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