離婚してもしなくても夫婦と親子を切り分けることの大切さ(3/3ページ)
しばはし聡子
2021/03/05
■1日1日を意識して生きる
私の場合は、共同養育に取り組むなかで、結果的に離婚に至らず、夫婦として再スタートを切りましたが、「再構築した」「復縁した」という過去形ではなく、1日1日、人対人として関係を築いていて、今日も、その過程のなかにあります。そんな「今ここを生きている」意識を大切にしたいなと思っています。
親子と違って、夫婦はいつ終わってもおかしくない、いつでも今日にでも終わらせることのできる関係なんだということに気がついたので、それを敢えて「今日も」続けている目的を自分のなかで確かめながら日々を生きたいと思います。
この記事を書いた人
一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント
1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️