元夫と関わりたくないあなたへ! 自分のためにもなる面会交流のコツ 〜共同養育コンサルタントしばはし 聡子コラム〜(3/3ページ)
しばはし聡子
2018/08/28
◼️結果して子どものためになる
頭の中では「自分のため」と思いながら面会交流を進めていくことでも、子どもは父親と会える機会が増え、元夫も子育てをもっとサポートしたいという気持ちが強くなり、結果して「子どものため」になるのです。
最初から無理して、「子どものために面会交流を頑張らなくてはいけない」と優等生ママになることを意気込んだり、逆に「会わせたくないから会わせない」と頑なに拒絶したりするよりは、まずは自分にメリットを感じながら進めていくことで徐々に子どものためにと思えるようになればよいのではないでしょうか。
◼️さいごに
離婚して夫婦は破綻しても親子関係は続きますし親同士として元夫との関係も続きます。元夫も努力や改善が必須ですが、ご自身もまずは自分へのメリットを感じながら面会交流を進めていけるよう、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント
1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️