ウチコミ!タイムズ

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン

元夫と関わりたくないあなたへ! 自分のためにもなる面会交流のコツ 〜共同養育コンサルタントしばはし 聡子コラム〜(2/3ページ)

しばはし聡子しばはし聡子

2018/08/28

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

◼️面会交流に前向きになれるコツ

「子どものため」に苦しくなってしまう場合は、「自分のため」と発想を変えてみてはいかがでしょうか。自分にとってメリットがあると思えることであれば、一歩踏み出しせることもあるかもしれません。この「自分のため」とは、どのようなことなのか挙げていってみましょう。

◆乗り越え感

そもそも元夫という存在と関わることがストレスな人も多いはず。離婚後、関わりたくないがあまりに面会交流を行わずに逃げ続けてしまいがち。ところが、逃げ続けてもストレスがなくなるわけではなく、常に怯えていないといけない状況になってしまいます。

その状況を打破するには、そのストレスの根源である元夫と向き合って乗り越えてしまうこと。そうすることによって、面会交流や元夫へのストレスが軽減され自分自身が楽になれることもあるかもしれません。

もちろん、元夫側も穏やかに接することなど努力は必須ですが、この先ずっと逃げ続けるよりも、一度勇気を出して向き合った方がご自身の気持ちの負担が減るのではないでしょうか。

◆お得感

ベビーシッターに預けると費用がかかりますが、面会交流で元夫に預けるのであればいつでも無料です。しかも、延長しても延長料はなし。さらには、面会交流中に子どもがほしいものを買ってもらったり、美味しいものを食べさせてもらったりすれば、一石三鳥です。

預けている間は、ひとりの時間を過ごすことができますから、ゆっくり休むもよし、美容院に行ったり友人と食事に行ったり、自己実現に時間を使ったり有効に時間を活用できますね。

元夫を「頼る」と思うとなかなか踏み出せませんが、早い段階で、心の中で「活用する」と割り切ることもコツといえます。

次ページ ▶︎ | 結果して子どものためになる 

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

この記事を書いた人

一般社団法人りむすび 共同養育コンサルタント

1974年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。自身の子連れ離婚経験を生かし当事者支援として「一般社団法人りむすび」を設立。「離婚しても親はふたり」共同養育普及に向けて離婚相談・面会交流支援やコミュニティ運営および講演・執筆活動中。 *りむすび公式サイト:http://www.rimusubi.com/ *別居パパママ相互理解のオンラインサロン「りむすびコミュニティ」 http://www.rimusubi.com/community *著書「離婚の新常識! 別れてもふたりで子育て 知っておきたい共同養育のコツ」️

ページのトップへ

ウチコミ!