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【京都で愉しむセカンドライフ】京都国立博物館――名品鑑賞、庭園散策、カフェのひととき…秋日の過ごし方(2/2ページ)

奥村 彰太郎奥村 彰太郎

2021/09/30

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観るだけでなく、ゆったり過ごした空間

「京博」にはPR大使を務める「ゆるキャラ」がいる。

尾形光琳筆「竹虎図」の虎をデフォルメしたキャラクターで、虎+琳派から「トラりん」と名付けられた。土日の限られた時間にロビーなどに登場するので、運が良ければ会えるかもしれない。


京博PR大使「トラりん」

博物館の屋外には噴水広場があり、ロダン作「考える人」の彫像が置かれている。庭園には、石仏や礎石、橋の石柱、燈篭なども野外展示されているので、館内だけでなく庭も散策することをお勧めしたい。


噴水とロダン「考える人」

新館1階のレストラン「ザ・ミューゼス」は、ハイアットリージェンシー京都の直営店、庭園を眺めながら食事が楽しめる。また、南門にあるカフェは、創業50年になる前田珈琲が運営している。ガラス張りの店内やテラス席から、博物館の建物を眺めながら過ごすことができる。

コロナ禍の今は、感染予防のため入場制限もあるので、インターネットで事前予約をされたほうが良い。

国宝などの名品を鑑賞した後は、庭園の散策をしたり、レストランやカフェで一休みするもよし。秋の一日を「京博」で過ごしてみてはいかがだろうか。


豊国神社唐門

京博の南側には、三十三間堂があり、建物も内部の仏像も全て国宝。北側にある豊臣秀吉を祀る豊国(とよくに)神社の唐門は、伏見城の城門を移築したもので国宝に指定されている。余裕があれば、京博だけでなく、近隣で国宝の建物や仏像を鑑賞することもできる。


三十三間堂

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラー

1953年東京生まれ、東京都立大学卒業、株式会社リクルートに入社。進学や住宅の情報誌の営業や企画・人事・総務などの管理職を務め、1995年マネー情報誌『あるじゃん』を創刊。発行人を務めた後、2004 年 ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラーの資格を活かし、“キャリアとお金”のアドバイザーとして独立。企業研修の講師や個別相談を中心に活動中。大学の非常勤講師も務める。東京と京都のデュアルライフを実践中。

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