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環境アレルギー対策で、さらに健康増進!  第7回「ウィズコロナ期における『レンタル施設』を再生させる方法」(2/2ページ)

加藤 美奈子加藤 美奈子

2020/08/20

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そこで、前回の記事(6回目)で、多機能空気品質検知器GiA※を紹介しましたが、その数値が悪化した時に、連動して稼働する空気清浄機があります。フィルターが高性能であるため有害ガス、細菌、花粉など清浄できるものです。


 GiA

        

GiAと連動して稼働する空気清浄機 

レンタル施設の入り口には、イラストのように、「室内空気安心ルーム」と掲げ、その部屋を借りる人たちは、必ずGiAを見る習慣ができます。

例)室内空気安心ルームの看板 作/筆者

それを見ながら会議を進めると、空気品質の大切さが自然に頭に残ります。また、精神的に安心感も生まれ、施設を借りるリピート率もきっと上がることでしょう。実際、私は、経営者が集まる集会(50人近く)でGiAを使って測定し、CO2の濃度値が1000ppm以下だったため、この室内は換気率が非常によいレンタル施設ですと報告すると、「とても安心した」と経営者の方々に言われました。

レンタル施設の運営者も、借りる人も空気環境改善に対し能動的に行動し、ウィズコロナ期だからこそ、空気をうまく活用していきましょう。

※GiA輸入元 日本環境推進(株)

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この記事を書いた人

春日井環境アレルギー対策センター 代表

子どもがアレルギー起因の喘息で入退院を繰り返した経験から、2011年にアレルギーをもつ子どもの育児をサポートする任意団体を設立。2018年、春日井環境アレルギー対策センターを設立し、健康住宅建築や既存建築物の空気質測定、室内空気環境品質検査認証などを中心に事業展開。アレルギー患者を一人でも減らすべく日々活動している。資格:看護師、環境アレルギーアドバイザー、シックハウス診断士

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