地震による家具の転倒を防ごう!(3/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/06/16
✳︎食器棚は、地震で扉が開かないようにロックがかかるものを選ぼう。転倒を防ぐため重くて割れやすい食器は、腰より下に収納する。軽くて割れにくい食器は腰より上の位置に収納しよう。
C.寝室の家具の配置
家具を転倒させないためには、家具を固定する必要がある。
1.壁に家具をL字金具で固定する。
(賃貸ではNGの可能性があるので、大家さんに相談してみよう。)
2.ベルトで固定する。
家具と壁をそれぞれねじ止めした金具をベルトやチェーンなどで結ぶタイプ。家具とベルトは30度以下でピンと張るように止めよう。
3.ポール式で固定する。
(L字に比べると壁に直接ついているわけではないため、耐震性が弱い。粘着マットや、ストッパーなどほかのグッズと組み合わせると頑丈になる。)
4.小さくて重いものには、粘着マットを使おう!
震災の際に電子レンジが飛んだというケースもある。電子レンジやオーブントースターなど、小さい家電は下に粘着マットを敷くと揺れを抑えることができる。
5.上下が分かれている棚などの家具は必ず連結して固定する。
いかがでしたでしょうか。もし自分で対策が難しい&どうやってつければいいかわからない場合は、家具の転倒対策をしてくれる引越し業者のオプションサービスを利用するなどして対策しておくといいですよ!
(絵・文/ながれだあかね)
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