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地震による家具の転倒を防ごう!(2/3ページ)

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2.「軟弱地盤に建っている物件 」は揺れやすい

軟弱地盤とは、泥や多くの水分を含んだ柔らかい粘土や砂でできている地盤のこと。強度がないので大きく揺れてしまう。たとえば、昔は海・川・田んぼ・沼地だったり、家の横に用水路などがあると軟弱地盤である可能性が高い。国土交通省のハザードマップを見ると、その地域の洪水や浸水などの被害、さらに土砂崩れなどの危険性を確認できる。今一度チェックしてみよう!

 

✳︎国土交通省のハザードマップポータルサイトはコチラ

✳︎自分の家の地盤を知る地盤サポートマップはコチラ

 

3.「1981年以前に建築確認を受けている物件」かどうか

1981年6月1日以前に建築確認を受けている建物の場合は、「旧耐震基準の建物」になるので耐震性に不安なところがある。もし部屋を借りる前なら、新耐震基準を満たす耐震リフォームが施されている建物を選ぶか、1981年6月以降に建てられた新耐震基準の建物を選ぶと安心だ。

 

❷自分でできる転倒対策 〜家具の置き方に注意〜

 

1.家の中で安全な場所を作ろう!

「寝室や廊下」には物や大きな家具をおかない。いざというとき家族が逃げ込める場所にしておこう。

✳︎廊下は、避難経路になるので家具や荷物はおかない。

✳︎寝室に背の高い家具は置かない。

✳︎高齢者や小さな子どもがいる部屋には、背の高い家具は置かない。

 

寝室に置いておこう!靴とヘルメット

✳︎夜中に地震が起こったとき、ガラスが飛散した家の中を素足で歩くのは危険だ。すぐに履けるように底が厚い運動靴や軍手、懐中電灯、ヘルメットなどを寝床に置いておこう。

✳︎玄関の脇や寝室などにはすぐ持ち出せる防災セットを用意しよう。

 

2.家具の置き方に注意しよう!

もし家具が転倒しても体に当たらない&避難経路をふさがない家具の配置にしよう。

 

A.出入り口付近の家具の配置

 

 

 

B.リビングの家具の配置

背の高い家具が倒れて、座っている人が下敷きになる可能性が!背の高い家具は置かないように!

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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