壁紙の張り方 ☆梁、天井など応用バージョン☆(3/4ページ)
内村恵梨
2018/12/22
柱にクロスを張る
(写真⑤ 墨つけて貼っている様子)
張り方は基本的に先ほどの梁の応用です。
写真のような柱に縦にまっすぐ張るためには、墨出しをしておくと安心です。
墨に合わせて一面貼り、角を濡れたふきんでしっかり押さえ、もう片面へ巻き込んではります。
天井を貼るときはどうする?
(写真⑥ 天井の長手と短手)
まずは照明器具など、外せるものは外しておきます。引っ掛けシーリングという器具でついている一般的な照明器具は、その部分をカチッとひねるだけで外れます。一方、火災報知器は外せないのでそのままでOKです。
天井の割り付けは、基本的には長手方向。床のフローリングの方向と同じ向きが理想です。ただ、広い部屋の場合、長手に貼るのは難易度が高いので、短手で貼って慣れていきましょう。
また、貼るときに必要なのが、足場。先ほどの梁のときと同じです。脚立だけでは厳しいので、脚立2つに引っ掛けて足場をつくる「スライドステージ」というものがあると作業がしやすくなります。
この記事を書いた人
匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)
匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/