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「セルフリノベーション 壁紙張り換えの巻⑥」

壁紙の張り方 ☆梁、天井など応用バージョン☆(2/4ページ)

内村恵梨内村恵梨

2018/12/22

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梁に横張りでクロスを張る 後半


(写真③ 梁に横張りでクロスを張る 後半)

3. 手前の面にまっすぐ貼っていく(写真③)
右側から、まっすぐになるよう気を付けながら、材料を張り付け左に進んでいきます。上に余らせる部分のクロス(切りしろ)の幅を1cmにする、など一定にするようにすると、まっすぐ張れます。
4. 出隅(角の部分)を濡れたふきんを使ってしっかり角だし(写真④)
出隅の部分はなでバケや手で押さえるだけではしっかりと角が出ないので、濡れたふきんで押さえていくのがポイントです。
角でクロスを巻き込んでいく際に、左端、右端が破けないように切れ目を入れます。(写真左下)
5. 折り返したあとはスムーサーやなでバケで密着させ、最後に余分をカット(写真⑤)
あとはスムーサーで空気を抜き、角ベラで入隅を押し込み、カットをしていくだけです。

このあたりは前回の基礎編の復習です。

柱を張るときの割り付けはどうする?


(写真④ 太い柱の割り付け)

柱は基本的に梁と同じ考え方で張っていきますが、柱の場合はかなり太い柱があり、材料の90cmにおさまらないこともあります。

細めの柱の場合は1枚の材料で巻きこんで張ります。大きめの柱の場合は角を中心に1本目を張る位置を決めす。

出隅での折り返し部分が10cm以下など短いと、張り付く力が弱くなる(大きい面の方に引っ張る力が加わる)ので、剥がれやジョイントの開きの原因になります。20cmほどはとるようにします。

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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