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空き家を放っておくとどうなる? 危険な空き家をみつけたら(2/2ページ)

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❷危険な空き家をみつけたら…

 

こんな家が近所にあったら……

外壁が剥がれて落下している

屋根瓦が割れているなど屋根が破損している

窓ガラスなどが割れたままになっている

はがれた外壁や建具が周辺に飛散している

建物が傾いている

 

屋根瓦・外壁・窓ガラスなどが破損していると、台風や強風の際に破片などが飛んでくる可能性もあり、とても危険です! 所有者が分からない・所有者を知っていても直接注意することができない場合は、市役所に相談してみましょう。

どこに連絡する?

市役所の住宅政策課・地域振興課などに問い合わせましょう!

もし空き家の所有者の連絡先を知っている&関係が良好なのであれば、空き家の状態を伝えてみましょう。所有者が離れた場所に住んでいて、空き家に行くことができず現状を知らないだけかもしれません。もし空き家の管理に困っていたら、「空き家を所有している人の相談窓口」などを紹介しましょう。

 

危険な空き家を増やさないためには?

将来的に家を購入したり、親の家を相続するなどして誰しもが家の持ち主になる可能性があります。しかし家が生活圏と離れていたり、いろいろな事情で空き家になってしまうことも。空き家になると家は劣化します。なかなか売却できないのであれば、家族や親戚のうち誰か一人でも家に住んでもらったり、賃貸に出して家の老朽化を防ぎましょう。

<注意すること>

・定期的に換気や手入れをする(人の出入りを保つことが大切)

・権利関係を明確にする

・空き家を売却あるいは賃貸に出す(リフォームや、更地にして借り手・売り手を見つける方法も)

・老朽空き家解体費補助なども利用しよう

・不動産鑑定士による空き家無料相談なども利用しよう

 

 古い空き家だし、リフォームしないと貸し出せないと思っている方もいるかもしれませんが、入居者に床・壁などの「DIY可能」にして貸し出すのもいいのではないでしょうか! ちなみに私の大叔母は大家さんと交渉し、自分好みに借家をDIYして素敵な古民家に住んでいました。コロナ禍で家にいる時間が多い今、DIYに興味を持っている人も多いはず! DIY可能な賃貸物件は目を惹きますよ!

 

(絵・文/ながれだあかね)

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この記事を書いた人

イラストレーター・ライター

武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、幼児教室にて絵の講師、不動産インターネットメディア事業「ウチコミ!」の広報部を経て、独立。現在はイラストレーター・ライターとして活動中。「お部屋探し」をテーマにした四コマ漫画を始め、似顔絵、結婚式のウェルカムボード、音楽をテーマにした作品を制作。水彩画を中心とした絵を描く。趣味はラジオと落語を聴くこと。 イラスト等のご依頼・ご相談は、下記URLのContactよりお気軽にお問い合わせください。 ながれだあかね 公式ホームページ https://nagaredaakane.morutto.com/

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