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何かと問題が起きている賃貸における家賃保証会社(2/4ページ)

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保証会社の費用はどのくらいかかるのか?

この話も保証会社によって違いがあります。

今主流の平均的な料金を紹介しますと・・・

保証委託契約時に、一番最初に支払う金額は・・・家賃の50%〜100%ぐらい。

基本的に契約期間は1年という契約形態が主流。この為、更新料と言う名目で「毎年、更新料が1万円〜2万円」
家賃送金・振替の費用負担として毎月300円〜600円ぐらいの負担。

以上の費用を現在のシステム上では、入居者がほぼ100%負担しています。では何故、冒頭のような問題が多発しているのか?

①まず、保証会社の収益構造から見て行くと・・・

保証会社の費用の説明でもお話ししました通り、保証会社の収入となりますのは「契約時」の家賃の50%程です。家賃を5万円と仮定しても100件の契約で収入は250万円。それに対して、補償内容は平均的に家賃の2年分が謳われています。

家賃滞納2年分の補償をした場合、たった1件の補償で「120万円!」となります。保証会社も補償に関するノウハウや決められたシステムがあるでしょうからマルマル2年分の補償が発生してしまうケースの方がレアな事かも知れませんが、100件の契約に対して滞納などの事故が1件というのもかなり優秀なお話しでしょう。

すると、経営的な見地から見ていただくと・・・。昨今の経済状況から見ても、結構リスクが大きいのもお分かり頂けると思います。大手企業が進出しない理由もこの辺りに見えてくる気がします。

②次に、現在の保証会社の前身から見て行くと・・・

これもご存知の方は少ないと思いますが、ほとんどの保証会社が、金融・ファイナンス系の業態からの参入です。銀行系、ファイナンス系、サラ金系などです。

賃貸保証という言い方をすると、イメージ的には違って見えるかもしれませんが、内容を見て行くと、資金回収・督促・取立て・・・。ほとんど金融業の形態に近くないですか?

つまり、大きな業態変更も、不慣れな業態でもなく、すっと入れる感じがしませんか。こう見て行くと、結構わかり易いですね。

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この記事を書いた人

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