賃貸を高齢者向けにするときの注意点 見守りシステムで安心(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/01/15
これからの日本の人口は高齢者の方でいっぱい!それを見越して「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」という物件も次々と建っていますね。しかし賃貸物件と比べてサービスが充実している分値段は高く、すべての高齢者が利用できるとは限りません。「サ高住」に入る前の段階で、高齢者の方がリーズナブルに入れる高齢者向け賃貸物件があったらいいですね。たとえば大家さんの物件のターゲットを高齢者の方にすることで、空室対策につながるかも!
近年、「サービス付き高齢者向け住宅」というものが出てきました。介護サービスを受けられる住居で、主に民間事業者が運営しています。賃貸住宅にバリアフリーの設備をいれたり、生活相談員がいて入居者の安否確認もしてくれます。いろいろな生活支援サービスも受けられます。サ高住のニーズは高くて、持ち家がない人が住んだり、バリアフリー対応ができていない持ち家を売ってそのお金でサ高住に移り住む人も多いようです。
入居対象者:60歳以上で介護を必要としない自立した高齢者。あるいは、60歳未満の軽度の要介護の方
サ高住を運営するのに向いている立地は、静かで落ち着いている環境。もし大家さんの物件が駅や都心から離れていて客付けに苦労していたら、「サ高住」にして差別化をはかるのも手かもしれませんね。
この記事を書いた人
賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。