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幽霊がでる賃貸物件!退去時に費用を請求できる?事故物件の見分け方(1/3ページ)

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11月からTBSで放送されている「ルームロンダリング」というドラマを見ました。「事故物件」に移り住む女の子の物語です。主人公は、借り手がいない事故物件に住むことによって、事故物件の履歴(告知義務)を帳消しにするという「ルームロンダリング」というバイトをしていました。彼女は霊感の持ち主で、その部屋で亡くなった人の幽霊が見えてしまい、住むついでに幽霊を成仏させるお話。扱っているテーマは重いのですが、登場する幽霊は個性豊かで明るい。内容がとてもコミカル。「事故物件」というと「怖い」「気持ち悪い」などのイメージが染み付いていて拒絶してしまいがちですが、そこに住んでいた人たちも彼らの生活があって、笑ったり泣いたりして生きていた。なんだかとても切ない気持ちになります。

目次▼

❶「物件に幽霊が出たらどうする?」まずは管理会社に確認しよう

❷告知義務の有無と違約金

❸事故物件かどうかの見分け方は?

 

❶「物件に幽霊が出たらどうする?」まずは管理会社に確認しよう

 

もし自分の住む部屋で幽霊が見えてしまった、あるいは怪奇現象が起きたらどうしますか?ドラマのように同居できればいいですが(笑)。大抵の人はすぐに退去したくなりますよね。でも「管理会社に言ったところで、そもそも幽霊を信じてくれないだろうし・・・。」そうです。実際にいるかどうか証明ができるものではないので、管理会社や大家さんにとっても対応が難しい問題。

→重要なのは「幽霊が出るか、出ないか」ではなく、「物件で過去に何があったか?」という事実確認です。まず物件で「事故物件に該当すること」はないか、管理会社に確認してみましょう。しかし事故があったのが該当の部屋ではなく、同じ建物内や同じフロアで起こった場合には教えてくれないケースもあるそうなので、昔からその物件に住んでいる人や地元の不動産会社に聞いてみると何か教えてくれるかもしれませんね。

 

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