―初期費用編― これを見れば安心！あなたにピッタリなお引越しレシピ ぶっちゃけ「初期費用０円」ってどうなの？

―初期費用って高い・・・

お引越しをする上で気になるのが初期費用。 物件や入居時期によって変動しますが、一般的には家賃の3～6ヶ月分が相場のようです。場合によっては、付帯サービスを含めるとさらに負担が増えることも・・・。

ただでさえお洋服やコスメを買ったり、友達と遊びに行ったりと月々の出費があるのに、いきなり数十万も出せない！という方も多いのではないでしょうか。

最近では初期費用0円でお引越しができるサービスもあったり、貯金はないけど引っ越したい！と思っている方にはとてもありがたいですね。

しかし！初期費用が無料になるカラクリを知っておかないと後々後悔してしまうかも？お引越しで失敗しないために、メリット・デメリットをしっかり押さえておきましょう♪

―初期費用の内訳

下記は一般的な初期費用の内訳をまとめた表です。

仮に家賃が5万円の場合には初期費用が20万円以上かかる想定になります。これに加えて家具や家電も揃えるとなると、しっかりと貯金しておかないと新生活を始めるのは難しそうですね。

―初期費用０円のカラクリ

そうなると、初期費用が0円でお引越しできるのはとても魅力的に感じますよね！ただ、初期費用0円のお引越しには気を付けるべきポイントがありますので、その特徴についてしっかりと理解して、後悔しないお引越しを選択しましょう♪

＜パターン①＞

初期費用が0円になっている分、月々の家賃設定が高めになっている

この場合、初期費用としてまとまった金額を最初に支払う必要が無いので大きな金額を一括で支払いたくないけども、早めに引っ越したい！という方にはメリットがあります。ただし、この場合に長期間住む予定の方は知らず知らずのうちに損してしまっているかも？

（例）
家賃5万円、初期費用が20万円の物件に
毎月の家賃＋1万円、初期費用0円で入居した場合

2年間入居した時点では初期費用が無料で入居ができて、総支払額に大きな差はなくても、4年間入居した時点では、なんと差は7倍！24万円の差になっています。つまり、長期間の入居を考えている方は、初期費用0円物件というだけで判断してしまうと、総支払額では損してしまう可能性があります。

＜パターン②＞
敷金・礼金のみが無料の物件

先述した通り初期費用はいくつかの項目があり、最近では敷金・礼金が無料の物件も増えています。初期費用0円！と記載している物件でも、すべての項目が完全に0円ではなく、敷金・礼金など、一部の費用が0円で実際に見積もりを取ると前家賃などの負担は必要になる場合もあります。

家賃の1ヶ月分が相場の敷金と礼金が無料となるのは、初期費用の大幅な削減につながるため大きなメリットと言えます。しかし、この場合も思ったより初期費用が安くならない・・・ということもあるかも。

例えば、ルームクリーニング代や保証金などの名目で費用が発生する可能性もあります。費用を計算すると結局敷金・礼金が発生する場合とあまり変わらないなんてことも。パターン①と同様に初期費用の負担を減らした分、家賃が割高に設定されていることもあるため、長く入居を考えている方は後々支払う費用が増えてしまう可能性もあります。

また、敷金は退去時に帰ってくる可能性もありますが、割り増しされた家賃は返ってこないので、それぞれの場合のメリット・デメリットをしっかり把握して自分に合ったお部屋探しをすることが重要ですね。

―まとめ

初期費用0円のお引越しは、大きな金額を一括で支払いたくないという方にとっては手軽にお引越しができる有効な手段と言えるでしょう。
ただし、月々の家賃が割り増しになっていることが多いので、長期間の入居を考えている方は、割り増し分の家賃を支払うことで逆に支払う費用が高くなってしまうことになるかも。
また、敷金・礼金が無料の場合は、違った名目での費用が発生している場合があったり、退去時に支払う費用が増えたりする場合もあるのであらかじめ確認しておくと安心です。

引っ越し予算や、入居期間などしっかりと引っ越しの計画を立てたうえで、自分に合ったお引越しで素敵なニューライフを送ってください♪



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